2026/06/19コラム-SEO
SEOのためのキーワード選定の基本|成果につながる言葉の選び方
キーワード選定は、SEOの成否を大きく左右する最初の工程です。どんなに質の高い記事を書いても、誰も検索しない言葉や、自社と関係の薄い言葉を狙っていては成果につながりません。逆に、適切なキーワードを選べれば、限られた労力で必要なユーザーに届きやすくなります。本記事では、初めての方でも実践できるキーワード選定の基本手順と考え方を解説します。検索順位を保証するものではありませんが、土台となる工程を正しく踏むことが遠回りのようで近道です。
キーワード選定が重要な理由
キーワードは、ユーザーと自社サイトをつなぐ接点です。ユーザーは言葉を入力して検索します。その言葉と、自社が提供できる価値が一致したとき、初めて成果が生まれます。選定を誤ると、アクセスはあっても問い合わせにつながらない、あるいはそもそもアクセスが集まらないという事態に陥ります。
キーワードを評価する3つの軸
キーワードは次の3つの軸で評価します。どれか1つだけで判断すると失敗しやすくなります。
1. 検索ボリューム(どれだけ検索されているか)
検索回数が多いほど多くの人に届く可能性がありますが、その分競合も強くなります。ボリュームが大きいキーワードだけを狙うと、上位表示が難しく成果が出るまで時間がかかります。
2. 関連性(自社の提供価値と合っているか)
検索数が多くても、自社のサービスと関係が薄ければ意味がありません。問い合わせや購入につながるかという観点で、自社との関連性を必ず確認します。
3. 競合性(上位表示の難易度)
強いサイトがすでに上位を占めているキーワードは、後発が割り込むのは容易ではありません。自社の現状の実力と照らし、現実的に狙えるかを見極めます。
ビッグワードとロングテールの使い分け
キーワードは語数や具体性によって性質が変わります。立ち上げ初期はロングテールから攻めるのが定石です。
- ビッグワード:「SEO」など1〜2語の検索数が多い言葉。集客力は大きいが競合が激しく意図も曖昧。
- ミドルワード:「SEO 対策 方法」など。意図がやや具体化し、競合と検索数のバランスが取れる。
- ロングテール:「SEO 内部対策 やり方 初心者」など複数語。検索数は少ないが意図が明確で成約につながりやすく、競合も比較的少ない。
サイトの評価が育っていない段階では、ロングテールで着実に成果を積み、徐々にミドル・ビッグへ広げる進め方が現実的です。
キーワード選定の具体的な手順
1. 軸となるキーワードを洗い出す
自社のサービスや顧客の悩みから、関連しそうな言葉を書き出します。営業現場や問い合わせで実際に使われる言葉は、生きた候補になります。
2. 関連キーワードを広げる
検索窓のサジェスト、関連検索、各種キーワードツールを使い、軸キーワードから派生する言葉を集めます。この段階では候補を広く集めることが大切です。
3. 検索意図でグループ分けする
集めたキーワードを、ユーザーの目的(知りたい・比較したい・依頼したい等)ごとに分類します。同じ意図のキーワードは1ページにまとめられることが多くなります。
4. 優先順位をつける
検索ボリューム・関連性・競合性の3軸で各候補を評価し、「関連性が高く、現実的に狙えて、一定の検索数がある」ものを優先します。インパクトと着手しやすさのバランスで順位を決めましょう。
5. キーワードとページを対応づける
どのキーワードでどのページを作るかを一覧にまとめます。1つの検索意図に対し1ページを基本とし、同じ意図のページが重複しないよう管理します。
よくある失敗と注意点
- 検索数だけで選ぶ:ボリュームの大きさに惹かれて関連性を軽視すると、成果につながりません。
- 競合を見ずに突っ込む:強豪が占める激戦ワードに初期から挑むと、労力が報われにくくなります。
- 1ページに複数意図を詰める:異なる意図を1ページに盛ると焦点がぼやけ、どの検索にも刺さりにくくなります。
- 選定して終わりにする:検索トレンドは変化します。定期的に候補を見直すことが必要です。
選定後の運用
キーワード選定は一度きりの作業ではありません。公開後の検索データを見れば、当初想定していなかった言葉で流入していることもあります。実際の流入キーワードを観察し、新たな候補として取り込みながら、選定の精度を継続的に高めていきましょう。
キーワードの優先順位づけや競合の見極めは、判断材料が多く迷いやすい工程です。株式会社cantikでは、キーワード選定から記事設計までを支援しており、無料相談も承っています。候補の整理や方針の確認にお困りの際は、よろしければお気軽にご相談ください。
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