2026/06/04コラム-AIO
ChatGPTに自社サイトを引用してもらう方法|確認と直し方
ChatGPTに自社サイトを引用してもらうには、まず自社が今どう扱われているかを質問10個の記録で確かめ、出ない原因を4つに切り分けて直します。
引用させる裏技はなく、OpenAIが公式に示している条件は、検索用のクローラーであるOAI-SearchBotを拒否していないことです。
まず確かめる手順を説明します。
続いて出ないときの原因の切り分けと、直したあとの見方を説明します。
文章の書き方そのものは、AI検索に引用されやすい書き方の記事で説明しているので、ここでは確認と直し方に絞ります。

自社が出るかは質問10個の記録表で確かめる
確かめる方法は、見込み客が使う言葉で質問を10個作り、ChatGPTに聞いて結果を同じ表に記録することです。
1回の質問で出た・出ないを判断すると、回答が毎回変わるため、結論がぶれます。
- 見込み客の言葉で質問を10個書きます。
店名や社名は入れません。 - ChatGPTでウェブ検索を使う設定にし、履歴の影響を減らすために一時チャットで聞きます。
- 1つの質問を3回ずつ聞き、回答に自社の名前やURLが出た回数を数えます。
- 回答の下に出る情報源のリンクを開き、どのサイトのどのページが引用されたかを控えます。
- 日付・質問文・自社が出た回数・引用されたURLを、スプレッドシートの1行に書きます。
画面の名称や操作は更新で変わることがあるため、使う時点の画面で確認してください。
| 記録の列 | 書く内容 | 読み取れること |
|---|---|---|
| 質問文 | 見込み客が聞きそうな文章のまま | どの質問で出て、どの質問で出ないか |
| 自社が出た回数 | 3回中の回数 | たまたま出たのか安定して出ているのか |
| 引用されたURL | 回答の情報源に出たサイトとページ | 自社に足りない種類のページ |
| 競合や公的機関の有無 | 同じ回答に出た他のサイト | 誰と比べられているか |
質問の型を5つに分けて作る
質問は自社が答えられる範囲の中で、型を変えて10個そろえます。
- 探す型:相模原でホームページ制作会社を探すとき、何を確認すればよいですか
- 比べる型:ホームページ制作の買い切りとサブスクの違いは何ですか
- 手順の型:Googleマップに店を載せる手順を教えてください
- 費用の型:ホームページ制作の費用は何で変わりますか
- 悩みの型:ホームページを作ったのに問い合わせが来ません
cantik.co.jpのSearch Console(直近90日)では、「ChatGPTに自社サイトを引用してもらうには何をすればいいですか」という質問文そのものが、検索語として51回表示されていました。
見込み客は検索でも文章の形で質問しているため、記録表の質問も、単語の並びではなく文章で作ります。
出ないときの原因は4つに切り分ける
出ない原因は4つに分かれます。
クローラーの拒否・検索に載っていない・答えるページがない・他のサイトのほうが答えが具体的、の4つです。
原因によって直す場所がまったく違うので、文章を書き足す前に上から順に確かめます。
| 順番 | 原因 | 確かめ方 | 直す場所 |
|---|---|---|---|
| 1 | OAI-SearchBotを拒否している | robots.txtと、CDN・セキュリティ設定を見る | robots.txtとセキュリティ設定 |
| 2 | 検索に載っていない | Search ConsoleのURL検査で、登録状況を見る | noindexの設定とサイトマップ |
| 3 | 質問に答えるページがない | 質問文で自社サイトを検索し、答えるページがあるか見る | 質問ごとのページの新設 |
| 4 | 他のサイトのほうが具体的 | 引用されたページと自社のページを並べて読む | 手順・数字・表・出典の追加 |
1番と2番は設定の問題で、直すと一度に複数の質問が変わります。
3番と4番は内容の問題で、質問ごとに1ページずつ直します。
切り分けの見分け方の例
どの質問でも自社が0回で、引用される情報源もほとんど同じサイトに偏っているなら、1番か2番の設定の問題を先に疑います。
特定の質問だけ出ない場合は、その質問に答えるページがない、または答えが奥に埋もれているという内容の問題が多くなります。
質問文で検索して自社のページが上位に出ない場合は、通常の検索でも見つけられていないということです。
AI向けの対策より先に、検索で見つかる状態を作ります。
設定の問題が1つでも見つかったら、内容を直す前に先に設定を直し、24時間以上おいてから聞き直します。

OAI-SearchBotを拒否していないかを4つの手順で見る
ChatGPTの検索に載せるには、OpenAIの検索用クローラーであるOAI-SearchBotを、robots.txtでもセキュリティ設定でも拒否しないことが前提です。
OpenAIは、クローラーを用途ごとに3つに分けています。
| 名前 | OpenAIの説明 | 設定の考え方 |
|---|---|---|
| OAI-SearchBot | ChatGPTの検索機能にサイトを表示するためのクローラー | 検索に載せたいなら許可する |
| GPTBot | 生成AIの基盤モデルの学習に使う可能性のある内容を集めるクローラー | 学習に使わせたくない場合だけ拒否する |
| ChatGPT-User | 利用者の操作でページを見に行く仕組み | 検索に載るかどうかは決めない |
OAI-SearchBotとGPTBotの設定は互いに独立していて、検索には載せたいが学習には使わせたくない、という分け方ができます。
- ブラウザで「自社のドメイン/robots.txt」を開きます。
- User-agentの行に「OAI-SearchBot」があり、その下のDisallowに「/」が書かれていないかを見ます。
- 「User-agent: *」の下のDisallowに「/」が書かれていないか、WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないかを見ます。
- CDNやセキュリティのプラグインで、ボットのアクセスを一括で遮断する設定が入っていないかを見ます。
OpenAIは、robots.txtで許可するだけでなく、公開しているIPアドレスの範囲からのアクセスも許可するよう勧めています。
robots.txtを変えても、OpenAI側に反映されるまで24時間ほどかかることがあります。
GA4でChatGPTからの訪問を見つける
OpenAIは、ChatGPTの検索結果から来るリンクに、utm_source=chatgpt.comという目印を自動で付けると説明しています。
GA4の「レポート」から「集客」の「トラフィック獲得」を開き、セッションの参照元でchatgpt.comを探すと、実際にChatGPTから来た訪問を確認できます。
訪問が0件でも引用されていないとは限りません。
回答の中で名前だけが紹介され、リンクを押されないこともあるため、記録表の回数と合わせて読みます。
答えるページがないときは質問1つに1ページで作る
3番と4番の原因だった質問は、その質問だけに答えるページを1つ作るか、既存のページの冒頭を直します。
1つのページにあらゆる質問を詰めると、どの質問にも答えきれない中途半端なページになります。
- 引用されたページを開き、見出しと冒頭の1文と、表や手順の有無を控えます。
- 自社のページで同じ質問に答える部分を探し、冒頭の1文で答えを言い切れているかを見ます。
- 足りない部分(手順・金額の条件・比較表・出典)を書き出し、自社の実務で言えることだけを足します。
- 公開したらURL検査ツールで登録をリクエストし、記録表の同じ質問を2週間後と4週間後に聞き直します。
数字や制度の説明には、出典の名前と確認した日付を書きます。
自社しか言えない内容として、実際に対応した手順やお客様からよく聞かれる質問と答えを入れると、他のサイトとの差になります。
聞き直すときの見方
聞き直すときも、質問は同じ文面にして、3回ずつ聞きます。
出た回数が前より増えたかだけでなく、引用されるページが自社の新しいページに変わったかも見ます。
回答は毎回変わる性質があるので、数回の増減だけで結論を出さず、記録を3回分ためてから傾向を読みます。
確かめるときのよくある失敗4つ
よくある失敗は4つあります。
自社名を入れて聞く・1回で判断する・条件をそろえない・記録を残さない、の4つです。
自社名を入れて聞く失敗では、名前を知っている前提の回答になり、まだ知らない見込み客の質問とは別物になります。
見込み客が聞く、名前を知らない状態の質問で試します。
1回で判断する失敗は、回答が毎回変わるため、たまたま出た回を成果と誤解します。
条件をそろえない失敗は、ログイン状態や履歴や地域の違いで回答が変わり、前回との比較ができなくなります。
聞く日付・端末・使うモードを記録表の備考に書き、毎回同じ条件で聞きます。
記録を残さない失敗は、直した効果が分からなくなる点が問題です。
最初の10問の結果を保存してから直し始めると、後で比べられます。
直した日付と直した内容も同じ表の備考に書いておくと、どの直しが回答の変化につながったかを後から追えます。
引用されなかった質問は消さずに残し、直したあとにも同じ文面で聞いて、結果が変わったかを見ます。
結果が変わらない質問は、直した場所が原因と合っていなかったということなので、切り分けの表に戻って別の原因を疑います。

よくある質問4つ
Q1. ChatGPTに引用される状態を約束できますか?
引用を約束する方法はありません。
OpenAIが示している条件は、OAI-SearchBotを拒否していないことで、条件を満たしても掲載や引用は保証されません。
Q2. ChatGPTに対応するために、専用のファイルを置く必要はありますか?
専用のファイルは必要ありません。
確認するのはrobots.txtとセキュリティ設定でOAI-SearchBotを拒否していないことと、質問に答えるページが公開されていることです。
Q3. Perplexityなど他のAIも同じ手順で確認できますか?
同じ記録表の手順で確認できます。
Perplexityは、検索結果に載せるためのPerplexityBotを公式に案内しており、robots.txtで許可するよう説明しています。
Q4. 手順を自社でやる時間がない場合はどうすればよいですか?
質問の作成と記録表の運用を外部に任せ、ページの内容の確認だけを自社で行う分け方があります。
cantikでは、AI検索での見え方の確認と直す順番の整理を、ZOOM・電話・メールでご相談いただけます。
AI検索対策、まずは無料相談から。
ChatGPTに聞くと、競合の名前だけが返ってくる。
AIに引用されやすい形になっているかを資料とデザイン案を受け取るし、直す順番をご提案します。
ご相談・お見積りはすべて無料です。
お電話でのご相談(平日09:00〜18:00)
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