2026/09/23コラム-MEO
Googleマップの周辺情報とは|表示の仕組みと店舗ができること
Googleマップの「周辺情報」は、公式ヘルプで「付近を検索」や「周辺のスポット」などと呼ばれている、近くの場所を探す機能を指すと考えられます。
店舗側が「周辺情報」という項目を直接入力する設定は、公式ヘルプで確認できませんでした。
店舗側が整えられるのは住所とピンの位置とサービス提供地域です。
2026年10月14日時点のGoogle公式ヘルプをもとに、表示の仕組みと見えないときの切り分けと店舗側の対応を整理します。
画面の名称や提供地域は変わることがあるため、変わりうる点は最後の節にまとめました。

「周辺情報」と呼ばれるGoogleマップの3つの機能
検索する人が「周辺情報」と呼んでいるものは、公式ヘルプでは次の3つの機能名で説明されています。
3つとも利用者が自分の周りの場所を探すための機能です。
店舗が自店の周辺情報を書き込む欄ではありません。
| 公式ヘルプの名称 | 見つける場所 | 表示されるもの |
|---|---|---|
| 付近を検索 | パソコンで場所や住所を検索した後に出るボタン | 選んだ場所の近くのホテルや空港などの検索結果 |
| カテゴリの候補 | アプリの検索バーの下に並ぶ「レストラン」「コーヒー」「ホテル」など。右端の「その他」で別のカテゴリを選べる | 近くのビジネスや場所。営業時間と電話番号と評価も確認できる |
| 周辺のスポット | iPhoneのアプリでは画面下部の「探索」と「周辺のスポット」 | 地域の最新情報と近日中のイベントなど |
パソコン版のレイヤの説明には「付近の注目スポット」があり、地図上のミニピンが、利用者が気に入りそうな付近のスポットを示すと書かれています。
ミニピンの選ばれ方は利用者ごとに変わります。
カテゴリの候補について、ヘルプに「地域によっては利用できない場合があります」と書かれています。
つまり同じ店でも、見る人の地域や端末やアプリの版によって、並ぶ候補や画面の名前が違うことがあります。
「うちの店が周辺情報に出ない」という悩みは、この仕組みを知らないと、設定の抜けと勘違いしやすい点です。
周辺情報が見えないときは4つの原因を順に切り分ける
見えない原因は4つに分けて確認します。
画面の違いと提供地域と検索の条件とプロフィールの情報不足です。
上から順に確認すれば、店舗側で直せるものと直せないものが分かれます。
| 見えている状態 | 確認すること | 店舗側でできること |
|---|---|---|
| 「付近を検索」のボタンが出ない | パソコン版か。場所や住所を検索した後の画面か | 画面の違いなので設定は不要。検索し直して確認する |
| 「周辺のスポット」のタブが見当たらない | アプリの版と今いる地域 | ありません。提供される地域とアプリの版に依存する |
| 近くの検索で自店が出てこない | プロフィールが確認済みか。住所とカテゴリが入っているか | オーナー確認と基本情報の入力を済ませる |
| 自店より遠い店が上に出る | 検索した語句との合い方。口コミと評価 | カテゴリと営業時間と写真とクチコミ返信を整える |
4つ目の「遠い店が上に出る」は、故障ではなく仕様です。
Googleのヘルプには、距離が遠くても関連性が高いと判断された店舗は上位に表示されることがあり、店舗側の支払いの有無は検索結果に影響しないと説明されています。
広告などの有料のコンテンツにはラベルが付きます。
つまり検索結果の並びは支払いでは変わりません。
3つ目の「自店が出ない」は、店舗側で動かせる部分です。
Googleは、プロフィール情報が不完全だと、関連する検索語句で検索されても表示されない場合があると説明しています。
MEO順位は3要素で決まり距離は店舗側で変えられない
Googleは、ローカル検索の順位を関連性と距離と知名度の3つで決めると、公式ヘルプで説明しています。
「周辺情報を入れれば順位が上がる」という説明も見かけますが、この3要素に「周辺情報」という項目はありません。
3つの要素と店舗側で関われる範囲は次のとおりです。
| 要素 | Googleの説明 | 店舗側で関われること |
|---|---|---|
| 関連性 | 検索語句とビジネス プロフィールの合い方 | カテゴリと営業時間と属性と説明文を正確に入れる |
| 距離 | 検索している人と各ビジネス拠点の間の距離 | 住所とピンの位置を正しくする。検索者の位置は変えられない |
| 知名度 | 店がどれだけ広く知られているか。リンクしているサイトの数とクチコミの数と評価にも基づく | クチコミへの返信と写真の追加と、サイトの情報を一致させる |
距離は検索する人の位置で決まります。
同じ店でも検索する地点が変われば順位は変わります。
cantikが2026年9月16日に、本社(相模原市南区)を検索地点にして地域名と業種の語を組み合わせた99語を調べたところ、51語でGoogleマップの3位以内に表示されました(自社調べ)。
この結果は本社の地点から検索したときの数字です。
別の場所から検索した場合や、別の端末では変わります。
順位を確認するときは、検索した日と地点と語句を一緒に記録しておくと、あとで比べられます。
位置の情報は住所とピンの5手順で整える
店舗側が「周辺」に関して直接直せるのは、住所とピンの位置です。
距離の計算は登録した拠点の位置をもとに行われるためです。
パソコンなら次の手順で確認と編集ができます。
- ビジネス プロフィール(business.google.com)にログインする。
- 「プロフィールを編集」から「所在地」を選ぶ。
- 「ビジネス所在地」の横にある鉛筆のアイコンを選ぶ。
- 番地と建物名と階数まで入力する。
住所を特定できない警告が出たら、赤く表示された部分を直す。
それでも特定できなければ「調整」を選び、地図を動かしてピンを店舗に合わせ、「完了」を選ぶ。 - 「保存」を選ぶ。
Googleマップのアプリからは、「ビジネス」のタブから「プロフィールを編集」と「所在地」の順に開いて編集できます。
変更の反映は通常10分ほどです。
場合によっては約30営業日かかると、ヘルプに書かれています。
住所欄に「駅前の交差点の向かい」のような目印を書くことは勧められていません。
ヘルプは正式な住所に含まれる情報だけを書くよう案内しています。
お客様の自宅や現場に出向く事業は、扱いが違います。
| 事業の形 | 住所の扱い | 地域の指定 |
|---|---|---|
| 店舗型(拠点で接客する) | 住所を表示する | 指定しない |
| ハイブリッド型(拠点で接客し出張や配達もする) | 住所を表示する | サービス提供地域も指定できる |
| 非店舗型(お客様のもとへ出向く) | 住所を非表示にできる | サービス提供地域を指定する |
サービス提供地域は、市区町村か郵便番号で指定し、最大20か所までです。
拠点からの半径では指定できず、境界は拠点から車で約2時間以内に収めるようヘルプが勧めています。
自店の見え方は5つの手順で確認する
自店がGoogleマップでどう見えているかは、スマートフォンとパソコンの両方で、同じ手順で確かめられます。
画面の名前が変わっても確認の流れは同じです。
- スマートフォンのGoogleマップを開き、店の近くで「地域名と業種」の語句を検索する。
- 自店が表示されるか、何番目かを、検索した日付と場所と一緒に控える。
- 自店のページを開き、住所とピンの位置と電話番号と営業時間がプロフィールと同じかを見る。
- パソコンで自店を検索し、「付近を検索」を選んで、近くの検索結果の見え方を確認する。
- 店から離れた場所でも同じ語句を検索し、距離による違いを控える。
この確認は月に1回同じ手順で続けると、差が見えます。
自店のページで、地図のピンが入口とずれていないかも目で確認します。
ピンがずれていると、利用者は別の場所に向かってしまいます。
お客様が迷わない道案内は、ホームページ側でも補えます。
アクセスのページに、最寄り駅からの道順や駐車場の場所、目印になる建物と入口の写真を載せておく方法です。
確認した範囲のGoogleのヘルプには、ホームページの記載が順位にどう働くかの説明はありませんでした。
住所と電話番号の表記をホームページとプロフィールで一致させておけば、利用者はどちらを見ても迷いません。
仕様が変わりうる点は確認日つきで見直す
この記事で扱った仕様は2026年10月14日にGoogleの公式ヘルプで確認した内容です。
Googleマップの画面やボタンの名前、提供地域は、予告なく変わります。
画面の名称や並びはアプリの更新で変わります。
変わりうる点を、確認先とあわせて整理します。
| 変わりうる点 | 2026年10月14日時点の記載 | 確認先のヘルプ |
|---|---|---|
| 画面とボタンの名前 | 「付近を検索」「探索」「周辺のスポット」 | マップ ヘルプ「付近の場所を検索して、地域について調べる」 |
| 提供地域 | カテゴリの候補は地域によって利用できない場合がある | 同上 |
| 順位の要素 | 関連性と距離と知名度 | ビジネス プロフィール ヘルプ「Googleのローカル検索結果のランキングを改善するヒント」 |
| 住所変更の反映時間 | 通常は約10分。最長で約30営業日 | ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス拠点の住所を管理する」 |
| サービス提供地域 | 最大20か所。車で約2時間以内を推奨 | ビジネス プロフィール ヘルプ「非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する」 |
表示が記事の内容と違うときは、先に表の確認先のヘルプを開き、最新の記載を見てください。
cantikでは、住所とピンの見直しやカテゴリの整理を含むMEO対策を、ZOOM・電話・メールでご相談いただけます。
MEOは月9,800円(税別)〜で、契約は1年ごとです(MEO対策)。
よくある質問
Q1. 周辺情報とは何ですか。
A. 公式ヘルプでは「付近を検索」や「周辺のスポット」など、近くの場所を探す機能として説明されています。
「周辺情報」という名前の入力項目は、店舗側の管理画面では確認できませんでした。
利用者が自分の周りの場所を探す機能なので、店舗側が文章や写真を入れて直接変えるものではありません。
Q2. 自分の店の周辺情報が表示されないのは設定の不備ですか。
A. 多くの場合は、設定の不備ではなく、画面の違いや提供地域によるものです。
「周辺のスポット」やカテゴリの候補は、地域によって利用できない場合があるとヘルプに書かれています。
一方で近くの検索で自店が出てこないときは、プロフィールの確認と基本情報の入力が足りない可能性があります。
前の節の切り分けの表で、プロフィールの状態を点検してください。
Q3. 周辺情報を整えるとMEO順位は上がりますか。
A. 周辺情報を整えることで順位が上がるという記載は、公式ヘルプで確認できません。
順位に関わると説明されているのは、関連性と距離と知名度の3要素です。
店舗側ができるのは次の3つです。
住所とピンの位置を正しくすること。
カテゴリと営業時間を入れること。
写真とクチコミ返信を続けること。
順位が上がる時期や順位そのものは、約束できません。
MEO対策、まずは無料相談から。
「近くの◯◯」で検索したとき、御社は地図に出ていますか。
順位・口コミ・プロフィールを資料とデザイン案を受け取るし、直す順番をご提案します。
ご相談・お見積りはすべて無料です。
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