2026/08/06コラム-MEO
MEOのペナルティと店舗が消える原因|見分け方と復旧手順
MEOのペナルティでGoogleマップから店が消えたように見えるときは、まず再審査請求ツールでプロフィールが「停止」になっていないかを確かめます。
停止なら違反した箇所を直して再審査を請求し、停止でなければ閉業の設定・重複・オーナー権限のどれかを疑います。
Googleビジネスプロフィールの公式ヘルプに書かれた手順をもとに、原因の見分け方と復旧の順番をまとめました。
画面の名前や手順は変わることがあるため、作業の前に最新のヘルプも開いて照らし合わせてください。

店が消える原因は5つ・画面に出るサインで見分ける
店が地図から消えたように見える原因は、大きく5つに分けられます。
原因によって最初に開く画面が違うため、表で見分けてから手を動かします。
| 原因 | 画面に出るサイン | 最初にやること |
|---|---|---|
| Googleによる停止(いわゆるペナルティ) | 管理画面に停止の通知が出る | 違反箇所を直して再審査を請求する |
| 閉業や臨時休業の設定 | マップ上に「閉業」や「臨時休業」と出る | 営業時間の設定を営業中に戻す |
| 重複した掲載の整理 | 別の住所の掲載が出るか口コミが別の掲載に付いている | 残す掲載を決めて統合を依頼する |
| オーナー権限の喪失 | 今の担当者が管理画面に入れない | オーナー権限をリクエストする |
| 検索のされ方 | 店名では出るが「地域名+業種」では出ない | 順位の問題として切り分ける |
表の最後の行は消えたのではなく、順位が下がって見えなくなった状態です。
店名で検索して出るかどうかを最初に確かめると、ペナルティと順位の問題を取り違えずに済みます。
ビジネスプロフィールの追加利用規約には、Googleが掲載情報を非表示にしたり別の情報源の内容に差し替えたりすることがあると書かれています。
オーナーが何も変えていないのに表示が変わる場合もあるので、変化に気づいた日と画面の状態をスクリーンショットで残しておきます。
あとで再審査を請求するときの材料になります。
気づいたあとの具体的な確認と復旧の手順は、次の4つのステップを進めます。
- パソコンまたはスマートフォンのブラウザを開き、管理しているGoogleアカウントでログインします(作業の所要時間は約3分です)。
- Googleマップや検索画面で自店の名前を正確に入力し、現在の表示状態を確認します(作業の所要時間は約2分です)。
- 管理画面にログインして、赤色の警告メッセージや停止の通知が出ていないかを画面の隅々まで見渡します(作業の所要時間は約3分です)。
- 表の分類に合わせて該当する設定画面を開き、情報の書き換えや修正の準備を始めます(作業の所要時間は約5分です)。
ペナルティ(停止)を確かめて再審査を請求する4つの手順
停止の有無はGoogleビジネスプロフィールの再審査請求ツールで確かめます。
ヘルプによると、ガイドラインに沿っていないプロフィールは停止または無効化される場合があり、Googleアカウント自体が制限されることもあります。
- プロフィールに関連づいたGoogleアカウントでログインし、再審査請求ツールを開いて対象のプロフィールを選びます。
- 右側に出る状態を確かめます。
状態は「送信済み」「承認済み」「不承認」「再審査を請求できません」「再審査請求可能」のいずれかです。 - 違反の理由と違反したポリシーを読み、プロフィールの該当箇所を直してから再審査請求を送ります。
- 求められたら証拠書類を添付します。
添付はフォームを開いてから60分以内に済ませる決まりで、書類の名前と住所はプロフィールと一致させます。
アカウントそのものが制限されている場合は、先に「マイアカウント」の制限のページから再審査を請求します。
制限が解けてから、プロフィールの再審査に進む順番です。
審査にかかる日数はヘルプに書かれておらず、結果は確認が終わるとメールで届きます。
却下されたあとも問い合わせフォームから追加の審査を求められ、最初の申し立てになかった証拠を足せます。
審査のあいだに同じ店の新しいプロフィールを作ることは、ヘルプで控えるよう案内されています。
作り直すと重複が増えて、審査がさらにややこしくなります。
文例:Googleビジネスプロフィールの再審査を請求します。
ガイドラインの規定に沿って該当箇所の修正を完了し、店舗の看板と公的書類に記載の正しい情報に更新いたしました。
速やかなご確認と再審査のほどよろしくお願い申し上げます。

閉業や臨時休業の設定を営業中に戻す4つの手順
マップに「閉業」や「臨時休業」と出ているなら、停止ではなくプロフィールの営業状態の設定を直します。
長期の休みに臨時休業を設定して、営業を再開したあとも戻し忘れている例がよくあります。
閉業と出ている掲載を見た人は営業していない店だと受け取るので、問い合わせの前に候補から外れてしまいます。
- 管理しているGoogleアカウントでログインし、Googleで自店の名前を検索して管理画面を開きます。
- 「プロフィールを編集」から「営業時間」の項目を開きます。
- 営業の状態が臨時休業や閉業になっていたら営業中に切り替え、曜日ごとの時間を入れ直します。
- 保存したらログインしていないブラウザで店名を検索し、表示が戻ったかを見ます。
反映までに時間がかかることもあります。
数日の休みは臨時休業ではなく特別営業時間で入れると、戻し忘れが起きにくくなります。
Googleマップには利用者が情報の修正を提案できるしくみがあり、自分で設定していない変更が入る場合もあります。
身に覚えのない閉業の表示は、管理画面の通知から変更の内容を確かめて元に戻します。
営業状態を直すときは、一般的に反映までにおよそ24時間から48時間の幅を見るのが目安です。
修正したあとに何度も画面を更新すると、正常に保存されたかの判断がぶれやすくなります。
そのため変更の操作を終えてから丸1日は過度に触らずに様子を見るのが確実な進め方です。
重複とオーナー権限の問題を直す3つの手順
同じ店の掲載が2件あるときは、削除を急がずにどちらを残すかを先に決めます。
口コミが古い掲載に付いたままになっている場合もあり、消す方を間違えると積み重ねた口コミを失いかねません。
- 店名と旧店名と旧住所でGoogleマップを検索し、同じ店の掲載をすべて書き出します。
- 口コミの数とオーナー確認の有無を見て、残す掲載を1件に決めます。
- 残さない掲載は、自分が管理していれば管理画面から整理し、管理していなければGoogleマップの「情報の修正を提案」から重複や移転として報告します。
cantikが運用を担当した店舗でも、移転前の住所の掲載が残って2件に分かれていたことがあります。
このときは古い方を消すのではなく、移転済みとして新しい方へ統合する形で申請しました。
もう1つ多いのが、前の担当者や制作会社のアカウントでオーナー確認がされていて、今の担当者が管理画面に入れない例です。
この場合も新しいプロフィールは作らず、Googleマップで店を開いて「ビジネスオーナーですか?」から「管理を開始」を選びます。
すでに別の人がオーナー確認を済ませていれば、現在のオーナーへ権限をリクエストする流れになります。
オーナーと管理者に社内の2人以上を入れておくと、担当者が辞めたあとも管理画面に入れます。
ここでやってはいけない失敗として、重複した掲載を見つけたときに焦って自分の手で勝手に新しく店舗ページを作り直す行動があげられます。
勝手に新規作成するとGoogleから重複疑いや無断作成とみなされ、最悪の場合は既存の店舗ページごと停止処分を受ける危険性があります。
そのため新規作成はせず、既存のページ同士の統合申請または情報の修正提案を行う対応をとります。
ペナルティを招きやすい書き方と月1回の点検
集客を急いで入れた書き方がガイドラインに合わず、停止の理由になる例がよくあります。
やりがちな書き方と、ガイドラインでの扱いを並べました。
| やりがちな書き方 | ガイドラインでの扱い | 直し方 |
|---|---|---|
| 店名に地域名や業種を足す | 看板などで使っている実際の名前を使う | 看板と同じ名前に戻す |
| 私書箱や人のいない住所を登録する | 私書箱や営業時間中に人がいない場所は住所として認められない | 訪問型ならサービス提供地域に切り替えて住所を非表示にする |
| 特典と引き換えに口コミを頼む | 対価を伴う口コミの依頼は禁止 | 全員に同じ言葉で依頼し特典を付けない |
| 同じ店を複数登録する | 1つの拠点に1つのプロフィール | 重複を1件に統合する |
店名にキーワードを足すと順位が上がると聞いて試す例はよくありますが、停止の理由になりやすい書き方です。
直すときは看板とホームページと名刺の表記をそろえて、その名前に戻します。
停止を防ぐには月に1回の点検が向いています。
見る項目は次の5つです。
- 管理画面に停止や確認の通知が出ていないか
- 店名と住所と電話番号が看板やホームページと同じか
- 営業時間と次の祝日の特別営業時間が入っているか
- オーナーと管理者に今の担当者が入っているか
- ログインしていないブラウザで、店名と「地域名+業種」の両方で表示を見る
多くの人は「検索キーワードを店名にたくさん詰め込めばそれだけ上位に表示されやすくなるはずだ」という思い込みを持っています。
しかし実際には、Googleのガイドラインで店舗名に余計なキーワードや地域名を含める行為は厳しく禁止されています。
なぜなら実際の看板や公的書類に記載されている正式な名称と異なる名前を使用することは、ユーザーを混乱させる虚偽の情報とみなされるからです。
そのため小手先のキーワード追加を行っても順位が上がるどころか、かえってペナルティを受けて店舗情報が完全に消える原因になります。

知らないと損する注意点
キーワードを詰め込むと上位になると思われがちな店舗名
多くの店舗オーナーは店舗名に狙いたいキーワードを詰め込むほど検索で見つけやすくなると考えがちですが、実際のガイドラインでは店舗名に余計なキーワードを含めることは厳しく禁止されています。
なぜなら公式の看板や登記上の表記と異なる名前はユーザーに誤認を与える偽りの情報と判断されるためです。
自社の設定がガイドラインに違反していないかを確かめるには、実際の看板や名刺とGoogleマップの表記が1字1句すべて同じであるかを自分の目で照らし合わせます。
古いページを放置しても問題ないと思われがちな重複
移転や統廃合の際に古い店舗ページが残っていても新しければ影響はないと考えられがちですが、実際にはGoogleから別店舗や架空の存在と疑われてペナルティの対象になります。
なぜなら同じ実態を持つ複数のページが存在すると検索システムが混乱して正しい評価ができなくなるからです。
自社に重複ページがないかを確かめるには、旧店名や過去の住所でGoogleマップを検索し、自分の店舗に関するページが複数ヒットしないかを調べます。
口コミを集めれば順位が上がると思われがちな評価の数
どんな手段を使ってでも口コミの数を増やしさえすれば検索順位が自動的に上がると捉えられがちですが、実際には対価を伴う依頼や不自然な経路で集められた口コミはGoogleのシステムに検知されて削除されます。
なぜならユーザーの信頼を損ねる不当な評価操作は検索品質を落とす違反行為として厳しく取り締まられているからです。
自社の口コミに不自然な点がないかを確かめるには、投稿された内容と自社を利用したお客様の実際の利用履歴や投稿頻度に不自然な偏りがないかを点検します。
いまの状態を確かめるチェックリスト
今のGoogleビジネスプロフィールの状態をご自身で把握するために、以下の8項目を確認してください。
- 管理画面に停止や警告の通知が出ていないか確認できている。
- 店名が看板や公式書類と完全に一致していると確認できている。
- 住所が実際にスタッフがいる場所であり私書箱になっていないと確認できている。
- 営業時間と休業日の設定が最新の営業状態に合っていると決めている。
- オーナー権限と管理者権限を今の自社スタッフだけで持てている。
- 口コミに対して特典や報酬を渡していないと確認できている。
- 同じ店舗の重複した掲載がGoogleマップ上にない状態をつくっている。
- ログインしていないブラウザで店名検索を行い正しい情報で見えている。
もし×の項目が多い場合は、まずは管理画面の警告や停止の通知がないかを確認し、該当するエラーの修正から着手してください。
情報の不一致や重複がある場合は放置せず速やかに統合と正しい表記への変更を行います。
自社で作業する手が回らない場合は専門の業者に任せる選択肢もありますので、無料相談をご活用ください。
よくある質問
Q. 再審査を請求してから結果が出るまで何日かかりますか?
日数は公式ヘルプに書かれていません。
ヘルプの説明は、確認が終わるとメールで結果が届くというものです。
待つあいだに新しいプロフィールを作らず、通知の届くメールアドレスを確かめておきます。
Q. 表示が戻れば順位も元どおりになりますか?
元の順位に戻るかどうかは、Googleの判断によるため約束できません。
戻ったかを見るときは、検索する地点と端末をそろえて測ります。
cantikが自社の順位を測るときも計測地点を相模原市の本社に固定し、2026年9月16日の計測では99語中51語が3位以内でした。
地点が変われば順位も変わるので、条件をそろえた数字で比べます。
Q. 停止された店の新しいプロフィールを作り直してもよいですか?
審査のあいだは作らないでください。
ヘルプでも同じビジネスの新しいプロフィールを作らないよう案内されており、作ると重複の問題が増えます。
cantikでは、停止や重複の整理を含むGoogleビジネスプロフィールの見直しをMEO対策としてZOOM・電話・メールでご相談いただけます。
MEO対策、まずは無料相談から。
「近くの◯◯」で検索したとき、御社は地図に出ていますか。
順位・口コミ・プロフィールを確認し、直す順番をご提案します。
ご相談・お見積りはすべて無料です。
お電話でのご相談(平日09:00〜18:00)
080-7084-3102 タップで発信


