2026/10/22コラム-WEB
MEO対策で成果が出ない店の共通点|依頼前に直す5か所
MEO対策会社と契約して半年。
順位は少し上がったらしいが、来店が増えた実感がない。
担当者に聞くと「もう少し様子を見ましょう」と言われる。
こういう状態の店舗には、共通点があります。
対策会社の質が低いからではなく、依頼する前に店舗側で直しておくべき場所が手つかずのまま、上に施策を乗せていることが原因です。
土台が崩れたまま投稿を増やしても、来店は増えません。
この記事では、MEO対策会社に依頼する前に店舗側で直しておくべき5か所を書きます。
どれも費用はかかりません。
前提:地図で起きていることを3段階に分ける
来店までの流れは3つに分かれます。
どこで落ちているかで、打つ手が変わります。
- 見つかる:検索結果の地図に表示される
- 選ばれる:複数の候補から自店が選ばれる
- 行動される:経路検索、電話、サイトへの遷移が起きる
MEO対策会社が主に手を入れるのは1段階目です。
ところが、来店が増えない原因の多くは2段階目にあります。
表示は増えているのに選ばれていない状態に、表示を増やす施策を足しても変わりません。
管理画面で表示回数が伸びているのに電話や経路検索が伸びていないなら、2段階目の問題です。
直す場所1:営業時間と臨時休業
一番多く、一番影響が大きいのがここです。
- 祝日の営業時間が設定されていない
- 年末年始、お盆の休みが反映されていない
- 最終受付時刻と閉店時刻が混同されている
- ランチとディナーの間の休憩時間が入っていない
祝日の設定をしていないと、営業しているのに閉店中と表示されることがあります。
逆に、休みなのに営業中と出ていると、来店した方を無駄足にさせます。
この設定は、年に1回まとめて入れておけば済みます。
対策会社に月額を払う前に、まずここを埋めてください。
直す場所2:カテゴリ
メインカテゴリは、どの検索語で表示されるかを大きく左右します。
よくある間違いは次のとおりです。
メインカテゴリは1つしか選べません。
いちばん来てほしい客層が使う言葉から逆算して選んでください。
サブカテゴリは複数登録できますが、関係の薄いものを増やしても効果はありません。
実際に提供しているサービスだけにしてください。
直す場所3:写真の枚数と中身
選ばれる段階で一番効くのが写真です。
最低限そろえるべきは次の6種類です。
- 外観(看板と入口が分かるもの、昼と夜)
- 内観(席や施術室の様子)
- 商品またはメニュー
- スタッフ
- 駐車場または入口へのアプローチ
- ロゴ
このうち、駐車場の写真が抜けている店舗が非常に多いです。
車で来る客層が中心の地域では、これだけで来店が変わることがあります。
枚数の目安は、飲食店なら30枚以上、治療院や美容室なら15枚以上です。
古い写真が残っている場合は、入れ替えてください。
改装前の写真が出ていると、来店時に違う店に見えます。
直す場所4:口コミへの返信
返信が付いていない口コミが並んでいる状態は、見ている人に伝わります。
やることは3つです。
- すべての口コミに返信する(過去のものも含めて)
- 返信を定型文にしない
- 評価の低い口コミにも返信する
3つ目が難しいところです。
事実関係が確認できていない段階で、書かれた内容をそのまま認める返信をすると、あとから訂正できません。
まず店内で事実を確認し、確認できた範囲でだけ書いてください。
個別の事情に踏み込む必要がある場合は、公開の場で詳細を書かず、連絡手段を案内する形にします。
直す場所5:サイトへの導線
地図からサイトに飛んだあとで落ちている場合があります。
- 地図に登録しているURLがトップページになっているか(古いページに飛んでいないか)
- スマートフォンで開いたときに表示が崩れていないか
- 電話番号がタップで発信できるか
- 料金が書かれているか
4つ目は業種によりますが、地図から来た人は比較の途中です。
料金が分からないと、次の候補に移ります。
業種別に、最初に直すべき場所は変わる
5か所のうち、どこから手を付けるかは業種で変わります。
飲食店
写真とメニューが最優先です。
料理の写真が10枚以下の店は、まずそこを埋めてください。
価格を入れたメニュー情報の登録と、予約手段の明示も効きます。
ランチとディナーで営業時間が分かれている場合、休憩時間の設定漏れが起きやすい業種でもあります。
治療院・整体院
口コミへの返信と、施術室の写真が先です。
カテゴリの選択も影響が大きく、保険施術が中心か自費が中心かで選ぶべきものが変わります。
美容室・サロン
スタイル写真と最終受付時刻です。
閉店時刻だけを書いていると、閉店30分前に来店されて断ることになります。
工務店・リフォーム会社
来店型ではないため、経路検索より電話とサイト遷移を見ます。
サービス提供地域の設定と、施工写真の追加が中心です。
店舗を構えていない場合、住所を非公開にして提供地域だけ出す設定が使えます。
小売店
在庫や取扱商品の情報、駐車場、支払い方法の属性設定が効きます。
自店の業種で何が優先かを決めてから着手すると、2日で終わる作業になります。
「表示回数は増えたが来店が増えない」ときの調べ方
この状態は最も多い相談です。
調べる順番を決めておくと、原因が絞れます。
- 表示回数のうち、店名で検索された数と、業種名で検索された数の比率を見る
- 経路検索と電話タップの数を、表示回数で割る
- 上位に出てくる競合3件の口コミ件数と写真枚数を、自店と比べる
- 自店の写真の最終更新日を見る
1つ目で、店名検索ばかりなら新規には届いていません。
業種名での表示が増えているのに行動が増えていないなら、選ばれていない状態です。
3つ目で差が明確なら、やることは決まります。
口コミ件数が自店の3倍ある競合が並んでいるなら、投稿を増やしても順番は変わりません。
数字を見ずに施策を足していくと、効かないことに時間を使い続けることになります。
口コミを増やす依頼の仕方
件数が増えない店舗には、共通の原因があります。
声をかけていないか、かけ方がばらばらかのどちらかです。
やることは3つです。
- 誰が、どのタイミングで声をかけるかを決める
- 文言を1つに決めて紙に書き、レジや受付に貼る
- QRコードを渡せる形にしておく(カード、レシート、会計時の卓上)
注意点として、報酬や割引と引き換えに口コミを書いてもらう行為は、プラットフォームの規約に反します。
値引きを条件にした依頼はしないでください。
また、満足していない方に無理に依頼すると、低評価が増えます。
施術後や会計時の反応を見て、自然に話せる相手にだけ声をかけるのが現実的です。
件数が月に1件でも、1年続ければ12件増えます。
一度に増やそうとせず、続く形を作ってください。
直してから依頼すると、提案の質が変わる
この5か所を直したうえで対策会社に相談すると、話が変わります。
基本的な整備が終わっているため、その先の施策から議論が始まります。
逆に、何もしない状態で依頼すると、最初の3か月は上の5か所を直す作業に費やされます。
それ自体は必要な作業ですが、月額を払って任せる内容としては割高です。
対策会社に聞くべき5つの質問
- メインカテゴリは何にすべきか、その理由は何か
- 表示回数が増えても来店が増えない場合、次に何を変えるか
- 店舗側が毎月用意するものは何か
- レポートには何が書かれるか
- オーナー権限は店舗が持ったままか
1つ目に具体的な回答が返ってこない会社は、運用の中身を持っていません。
実際にあった失敗例2つ
失敗例1:投稿を週3回やっても経路検索が増えなかった
対策会社が週3回の投稿を続けていた店舗で、表示回数は増えたのに経路検索が横ばいだった例があります。
調べると、写真が5枚しかなく、そのうち3枚が開店時の外観写真でした。
投稿の回数ではなく、写真の不足が原因でした。
失敗例2:カテゴリが実態と違ったまま1年運用していた
整体院が「スポーツマッサージ店」をメインカテゴリにしていた例です。
表示される検索語がずれており、想定していた層に届いていませんでした。
対策会社が初期整備を契約範囲に含めていなかったため、誰も見直していませんでした。
店舗側でやる作業と、外注する作業の線引き
5か所を直したあと、どこから外注するかを決めます。
判断の基準は「続けられるかどうか」です。
店舗側で持つべき作業は次のとおりです。
- 営業時間と臨時休業の更新:当日中に出す必要があるため、店内でやる
- 口コミへの返信:接客や施術の内容を知る人が書く
- 口コミ依頼の声かけ:現場でしかできない
- 季節の写真の追加:月2枚なら続く
外注する価値があるのは次です。
- 初期整備(カテゴリ、属性、サービス登録):知識の差が出る一度きりの作業
- 月次の投稿の作成:続ける負担が大きい
- 数字の記録と読み解き:慣れが要る
- サイト側の修正:技術的な作業
投稿を自店でやるか外注するかで迷う店舗が多いのですが、判断材料は単純です。
3か月続けられたなら自店で足ります。
2か月で止まったなら、外注したほうが結果が出ます。
1年続ける運用の形
直して終わりにせず、1年の形を決めておいてください。
- 毎月1日:先月の表示回数、経路検索、電話タップを記録する
- 毎月1日:祝日と臨時休業を翌月分まで設定する
- 月2回:写真を1枚ずつ追加する
- 週1回:新しい口コミに返信する
- 年2回:競合上位10件を記録し、自店と比べる
この5つで、月に合計1時間から2時間です。
対策会社に任せる場合も、この表を渡して「どれをやってもらえますか」と聞くと、契約範囲が具体的になります。
何もかも任せる契約より、やらない作業だけを任せる契約のほうが、費用も納得感も変わります。
依頼前の確認リスト
- 祝日と年末年始の営業時間が設定されているか
- メインカテゴリが主力サービスと一致しているか
- 写真が15枚以上あり、駐車場と外観が含まれているか
- すべての口コミに返信しているか
- 地図に登録したURLが正しいページか
- 直近3か月の表示回数と経路検索の数を控えたか
- オーナー権限を店舗が持っているか
最後の項目は、過去に業者が代理で登録したまま返されていない例が今もあります。
依頼の前に確認してください。
cantikの進め方
株式会社cantikは、ホームページ制作とあわせて地図の整備と運用を行っています。
最初に行うのは、上に書いた5か所の点検です。
初期費用0円、月額19,800円(税別)からで、契約は1年ごと、1年経過後は1年単位の更新です。
2年継続でサイトのデータを無償譲渡します。
買い切りをご希望の場合は15万円からで、公開時にデータをお渡しします。
直近3年で415件、64業種の制作実績があります。
順位や来店数をお約束することはできません。
現状のどこが手つかずかを、最初の診断で数字とあわせてお伝えします。
相談と見積りは無料です。
ZOOM・電話・メールで全国に対応しています。
所在地は神奈川県相模原市南区南台5-21-17です。
よくある質問
Q. 5か所を直すのにどのくらいかかりますか
営業時間とカテゴリは30分程度、写真の撮影と追加に1日、口コミへの返信は件数によりますが数時間です。
合計で2日あれば終わります。
Q. 直したあと、どのくらいで変化が出ますか
変化の時期は店舗の状況によって異なります。
写真と口コミ返信は比較的早く見た目に反映されますが、表示のされ方が変わるまでには時間がかかります。
変化を確認するため、直す前の数字を必ず控えておいてください。
Q. 自分で全部やれば、対策会社は不要ですか
基本整備だけなら自店でできます。
毎月の投稿、写真の追加、数字の記録を続けられないときに、外注の価値が出ます。
Q. 写真は何を撮ればいいか分かりません
まず、お客様が来店してから帰るまでの順に撮ってください。
入口、駐車場、受付、待合、施術や提供の場所、会計まわり。
この順番で撮ると、初めての人が来店の流れを想像できます。
Q. 口コミの件数が少ないのですが、どうすれば増えますか
依頼の仕組みを作ることが先です。
声をかけるタイミングと文言を決め、QRコードを渡せる形にしてください。
報酬や割引と引き換えに依頼する方法は規約に反するため、使えません。
Q. 競合の情報はどこまで見ていいですか
公開されている情報であれば問題ありません。
地図に出ている営業時間、口コミ件数、写真の枚数、サイトに書かれている内容は、誰でも見られるものです。
—
cantikは初期費用0円・月額制のサブスクHPで、ホームページの制作から公開後の集客(SEO・MEO・AIO)まで、月額の中で一緒に取り組みます。作って終わりにしません。関連ページ:相模原・神奈川のホームページ制作、整体・整骨院のホームページ制作。まずは無料相談から、御社の集客プランをご案内します。
まずは無料相談から。
「何から始めればいいか分からない」段階でも大丈夫。
いまのサイトの入口を見える化し、直す順番をご提案します。
ご相談・お見積りはすべて無料です。
お電話でのご相談(平日09:00〜18:00)
080-7084-3102 タップで発信


