お電話でのご相談(平日9:00〜18:00)平日9:00〜18:00お電話080-7084-3102
ご相談はこちらお問い合わせ

COLUMNコラム-業種

2026/10/17コラム-業種

医院のホームページ制作で失敗しない選び方

医院のホームページ制作で失敗しない選び方

クリニック・医院のホームページを新しく作るとき、「いくらかかるか」よりも先に決めるべきなのは、自社の診療方針や患者層に合った制作の型を選ぶことと制作会社との役割分担を明確にすることです。
一般論や安さだけで選ぶと、公開後に修正できない、予約導線が機能しないといった失敗につながります。
この記事では予算を投じて医院のサイトを本格的に作り直す経営者や広報担当者に向けて、失敗しないための判断基準と具体的な手順を解説します。

  • この記事で分かること:クリニックのホームページ制作における適切な費用相場
  • この記事で分かること:テンプレート型とオリジナル型の向き不向きと判断軸
  • この記事で分かること:公開後まで見据えた運用と失敗を防ぐチェックポイント

クリニックのホームページ制作で失敗する3つの理由

医療機関のWebサイト制作では、一般的な企業サイトとは異なる特有の落とし穴が存在します。
ここでは予算をかけてリニューアルしたにもかかわらず集客や認知拡大につながらない、よくある失敗例を解説します。

公開後に修正できない契約だった

低価格を売りにするサービスの中には、公開後のテキスト修正や診療時間の変更すら有償対応となる、あるいは自社で自由に更新できない仕組みになっているケースがあります。
クリニックでは医師の急な不在や予防接種の枠変更など、細かな情報の更新が頻発するため、更新権限の有無や契約範囲を事前に確認することが不可欠です。

  1. 契約書の確認:修正費用や更新可能な範囲を、契約締結前の見積書や利用規約で確認する(目安:約10分)。
  2. CMSの選定:WordPressなど、自社で文章や画像の差し替えが簡単に行えるシステムが導入されるか確認する(目安:約15分)。
  3. 運用体制の協議:公開後に誰がどの頻度でテキストを書き換えるのか、院内での担当者を事前に決めておく(目安:約20分)。
  4. バックアップの確認:システム障害や誤操作によるデータ消失を防ぐため、自動バックアップの有無を確認する(目安:約10分)。
  5. 保守契約の範囲:月額費用に含まれるサポート内容と、追加作業が発生した際の単価を書面で取り交わす(目安:約15分)。

原稿や写真の準備が終わらず半年止まった

制作会社に丸投げできると考えて着手したものの、院内のこだわりや医療法上の表現チェックに手間取り、公開予定日から何ヶ月も遅れるトラブルが多発します。
特に医師のプロフィールや院内写真、医療広告ガイドラインに抵触しない文章の作成は、自社でどの程度素材を揃えられるかが進行のスピードを大きく左右します。

文例:お世話になっております。
〇〇クリニックの採用担当です。
ホームページのリニューアルにあたり、院内写真の撮影およびスタッフのプロフィール原稿の作成を進めております。
医療広告ガイドラインに抵触する表現がないかの事前チェックも含め、今週金曜日までに初回データをお送りいたしますので、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

患者の知りたい情報が不足していた

デザインの綺麗さだけに予算を割いた結果、患者が最も必要とする「初診時の流れ」「駐車場の有無」「予約方法」「医師の専門分野」がトップページに分かりやすく配置されていない事例です。
相模原市内の競合クリニックと比較された際、知りたい情報にたどり着きにくいサイトはすぐに離脱されてしまいます。
ホームページ制作を依頼する際は、こうした患者目線の導線設計が含まれているかを確認しましょう。

患者がスマートフォンからアクセスした際、知りたい情報に3タップ以内で到達できるかどうかを判断の目安にします。

トップページの上部から主要な4項目(初診の流れ、診療時間・アクセス、予約)までの距離がスクロールで500ピクセル以内におさまっているかを数字の基準とします。

駐車場の台数や最寄り駅からの徒歩分数は文字サイズ16ピクセル以上の見やすい大きさで記載されているかを判断の基準とします。

ホームページ制作の費用相場と3つの型

クリニック・医院のホームページ制作における買い切りの費用相場は、15万円の1ページ完結型から、50万円以上の本格的なオリジナル型まで幅広く存在します。
ここでは予算規模に応じた3つの型を解説します。

15万円からの1ページ完結型

15万円前後の予算帯では、必要な情報を1枚の縦長ページにまとめたランディングページ形式が中心となります。
分院の開設や特定の診療科目をピンポイントで告知したい場合に適しており、短期間かつ低予算で最低限の窓口を持ちたい医院に向いています。

全ての診療案内や医師紹介を1ページに無理やり詰め込み、患者が必要な情報を探せず数秒で離脱してしまうことが起きています。

情報量が多すぎると読まれないため、この予算帯を選ぶ場合は診療科目を1つに絞り、予約ボタンまでの動線を一直線に設計します。

代わりに掲載する情報を院名と診療時間とアクセス、およびメインの診療内容1点のみに絞り込み、読者のスクロール負担を減らします。

30万円からの標準オリジナル型

30万円前後の予算帯では、TOPページに加えて診療案内や医院紹介など5ページ程度の構成が組まれます。
この価格帯には・専門スタッフによる取材、院内撮影医療広告ガイドラインに原稿制作が含まれることが多く、地域の患者に信頼感を与えたい一般的なクリニックに最も選ばれている構成です。

ページ数が少なければ少ないほど制作費が安くなり、どの会社に頼んでも同じような仕上がりになるという思い込みがあります。

実際にはページ数が少なくても医療広告ガイドラインに適合させるための原稿修正や、地域の競合調査に費やす工数はどの規模のサイトでも大きく変わりません。

この価格帯で成果を出すためには、単にテンプレートに文字を流し込むだけでなく、医院の強みが正しく伝わる独自取材が含まれているかを精査する必要があります。

50万円以上の上位オリジナル型

50万円以上の予算帯ではTOPページと10ページ以上の下層ページに加え、症状別の詳細解説や採用情報、ブログ機能などが実装されます。
SEO対策やAIO対策を見据えた独自のコンテンツ設計を行い、近隣の競合医院と差別化を図りたい中規模以上の医療法人に適したプランです。

見積書に記載された「保守管理費」の月額金額が適正かどうかを確認します。

内訳にある「サーバー代」「ドメイン維持費」「システム更新作業」の各項目が明確に分けられているかを見ます。

年間で支払う総額が予算の範囲内に収まるか、および追加のカスタマイズが発生した際の見積もりルールが規定されているかを判断の線とします。

制作会社に依頼する前の役割分担の切り分け

ホームページ制作を円滑に進めるためには、自社で担当する範囲と制作会社に任せる範囲をあらかじめ明確にしておく必要があります。
以下の表を参考に、リソースの配分を確認してください。

  1. 担当範囲のすり合わせを最初に行うため、院内でミーティングを設けます。
    (所要時間の目安:約30分)
  2. 上記の表を確認し、自社のスタッフで対応可能な業務と専門知識が必要な業務を紙に書き出して切り分けます。
    (所要時間の目安:約45分)
  3. 切り分けた業務リストをもとに、制作会社との最初の打ち合わせで担当領域の希望を伝えます。
    (所要時間の目安:約60分)
  4. 制作会社からの見積もり内容と照らし合わせ、過不足がないかを最終確認します。
    (所要時間の目安:約30分)
工程 自社(医院)で持つ範囲 制作会社に任せる範囲
企画・設計 ターゲット層の定義、訴求したい診療科目の選定 サイト全体の構成案(ワイヤーフレーム)作成
原稿作成 診療理念・医師の経歴、院長のメッセージ 医療法規に配慮したリライト、SEO向けの文章構成
写真・素材 院内の雰囲気・スタッフの日常風景の撮影(または支給) プロカメラマンによる撮影、全体の色調調整
SEO・運用 日々の診療情報の更新、ブログ執筆 検索エンジン最適化の初期設定、内部構造の整備
保守・管理 ドメイン・サーバーの更新期日の管理 セキュリティ対策、システムのバックアップ

医院のホームページ制作を進める5つの手順

実際の制作は・要件定義から公開、そして運用に至るまで段階を踏んで進めることで、手戻りを防ぎ納得のいくサイトが完成します。

1. 要件定義と目的の整理

最初のステップでは、ホームページを通じて何を達成したいかを明確にします。
「新規の患者を増やしたい」「専門外来の予約を円滑にしたい」「求人応募を増やしたい」など、主たる目的を一つに絞ることで、後のデザインや文章のブレを防ぐことができます。

文例:平素より当院の診療にご理解をいただきありがとうございます。
このたび地域の患者様により分かりやすく医療情報をお伝えするため、医院のホームページをリニューアルすることになりました。
つきましては新規の患者様がスマートフォンからでも迷わずWEB予約や専門外来の案内へたどり着ける設計と、当院の診療方針や院内の雰囲気が直感的に伝わる構成をご提案いただきたく存じます。
初回のお打ち合わせでは、当院が目指す地域医療のビジョンと、今回のリニューアルで解決したい具体的な課題についてご相談させてください。

2. 制作会社の選定と見積もり依頼

目的が固まったら、医療機関の制作実績がある会社を複数ピックアップし、見積もりを依頼します。
この段階で・無料相談などを活用しながら、担当者が医療広告ガイドラインに精通しているか、質問に対して的確な回答が得られるかを確認することが重要です。

制作会社を選定する際の目安として、医療機関のホームページ制作実績が過去に30件以上あるかどうかを確認します。
また見積もりの金額については、初期費用が30万円から100万円程度の範囲に収まるか、保守管理費が月額5,000円から3万円程度の範囲であるかを一つの判断基準にします。
複数の会社から見積もりを取り寄せることで、自社の規模や予算に適した適正な価格帯が見えてきます。
極端に安価な見積もりを提示する会社や、詳細な内訳を記載しない会社は避けるのが無難です。

3. 構成案とデザインの確認

制作会社から提示されたサイトの設計図(ワイヤーフレーム)とTOPページのデザイン案を確認します。
患者がスマートフォンで閲覧した際に、電話番号やWEB予約ボタンが迷わず押せる位置にあるかを、実際の画面を想定しながらチェックします。

やってはいけない失敗の形として、院長の個人的な好みを最優先してデザインを決定してしまうことが挙げられます。
これは初めて医院を訪れる患者視点が抜け落ちてしまい、知りたい情報にたどり着けないサイトになってしまうため駄目です。
代わりに実際に来院する患者の年齢層や利用デバイスを想定し、客観的な導線設計になっているかを確認します。

<

4. 素材の準備と原稿の執筆

デザインが確定したら、写真素材の用意と原稿の執筆を進めます。
文章作成に不安がある場合は、補助金を活用した制作などの支援プランを使いつつ、プロのライターに取材を依頼できる体制を整えるとスムーズです。

よくある思い込みとして、ホームページの原稿はすべて医院のスタッフだけですべて書き上げなければならないという考え方があります。
しかし実際には、医療現場の日常業務と並行して専門的な文章やSEOを意識した原稿を作成することは大きな負担になります。
最初からプロのライターに取材を依頼する体制を整えておくほうが、公開までのスケジュールを遅延させずに進められるため現実的です。

5. 公開前の最終テストと運用開始

公開の直前には、すべてのリンクが正しく機能するか、スマートフォンやタブレットで表示崩れがないかをテストします。
公開後はMEO対策やSNS運用と連動させながら、地域の患者に見つけてもらうための取り組みを継続します。

公開前の最終テストを確認するしかたとして、まずは実際のスマートフォン端末を使用して、すべてのページで電話番号のタップによる発信が機能するかを自分の目で確かめます。
次にWEB予約のリンクをクリックし、エラーページが表示されずに予約入力画面まで正常に遷移するかをテストします。
さらにパソコン用のブラウザでウィンドウサイズを変更しながら、画像や文字が重なって見えなくなっていないかをすべてのページで目視確認します。

失敗しないための選び方を確認する7つのポイント

制作会社を選ぶ際や契約を結ぶ前に、以下の7つの観点をもれなく確認することで、公開後の後悔を防ぎ医院の信頼性を高めるホームページを実現できます。

医療広告ガイドラインへの理解度

医療法や医療広告ガイドラインは法改正の頻度が高く、表現の制限が厳格です。
ガイドラインに関する知識と過去の修正実績があるかを確認し、違反リスクのある表現を避ける体制を持つ会社を選びます。

  1. 制作会社の過去実績から医療機関の事例を抽出する。
    所要時間の目安は約10分です。
  2. 過去の制作実績におけるデザインだけでなく掲載文面がガイドラインに準拠しているか確認する。
    所要時間の目安は薬15分です。
  3. 問い合わせ時に直近の法改正に対応した修正実績があるかを質問する。
    所要時間の目安は約10分です。
  4. 提示された見積書や提案書にガイドラインチェックが含まれているか確認する。
    所要時間の目安は約10分です。

更新システムの使いやすさ

公開後に医院側でちょっとしたお知らせや診療時間の変更を行う際、直感的に操作できるCMS(WordPressなど)が導入されているかを確認します。
専門知識がなくても修正できる仕様かが、運用の継続性を左右します。

文例:お世話になっております。
医療法人〇〇会の採用担当です。
弊社では現在ホームページの更新を院内スタッフで行えるようにしたいと考えております。
お知らせの追加や医師紹介の修正について、HTMLやCSSの専門知識がない初心者でも直感的に操作できるCMS構築に対応されていますでしょうか。
また納品後にスタッフ向けの簡単な操作マニュアルや勉強会をご用意いただけるかどうかについても、お見積りとあわせてご教示いただけますと幸いです。

スマートフォン見直しの品質

現在クリニックを探す患者の多くがスマートフォンを利用しています。
PC画面だけでなく、スマホ表示での文字サイズやタップしやすいボタン配置が配慮されているかを実際のサンプルサイトで確認します。

スマートフォン見直しの品質を判断するための一つの目安として、画面幅375ピクセル程度の一般的なスマートフォン実機を用いた表示テストがあります。
文字サイズは本文で16ピクセル以上、行間は1.5倍以上のゆとりが確保されているかを実機またはブラウザの開発者ツールで確認します。
タップ領域については、ボタンやリンクの大きさが縦横44ピクセル以上で確保されており、隣接するリンクとの間隔が8ピクセル以上空いているかを数値で確認します。
これらの基準を満たしている場合、誤タップによる離脱を防ぎやすい設計であると判断します。
一方でパソコン用サイトをそのまま縮小して表示するレスポンシブデザインの場合は、文字が小さく視認性が著しく下がるため、スマートフォン専用のレイアウト調整が個別に行われているかを基準に選定します。

予約システムとの連携実績

既存の外部WEB予約システムやカルテ連動型システムと、新しく作るホームページをどのように繋ぐかを確認します。
患者が予約完了までストレスなく遷移できる導線が確保されていることが不可欠です。

やってはいけない失敗の形として、制作会社に任せた結果自院のホームページのデザインや雰囲気を優先するあまり、予約システムの入り口がどこにあるか分かりにくいレイアウトにしてしまうケースがあります。
これは患者が予約画面にたどり着くまでに何度もページ移動を強いられ、予約を途中で諦めてしまう原因になるため駄目です。
代わりに何をするかというと、ホームページのトップページファーストビュー内に、スマートフォンでもパソコンでも一目で分かる予約専用のボタンを常時固定で配置します。
さらに外部予約システムへ遷移する際も別タブで急に開くのではなく、同一タブ内でスムーズにシステム画面へ移行するか、あるいはホームページのドメイン内に予約フォームを自然に埋め込む設計にできるかを事前に制作会社へ確認し患者の迷いを最小限に抑える導線設計を徹底します。

ドメインとサーバーの所有権

制作会社が勝手に独自ドメインを自社名義で取得してしまうトラブルがあります。
将来的な乗り換えや移行を見据え、ドメインやサーバーの契約名義が医院側にあるかを事前に書面で確認します。

よくある勘違いとして、ホームページの制作を依頼した会社がドメインの取得やサーバーの契約をすべて代行して進めてくれるため、自動的に医院の所有物になっているだろうと思い込んでしまうことがあります。
実際には制作会社が自身の法人名義や担当者個人のアカウントでドメインを取得・管理しており、契約上は制作会社の所有物になっているケースが少なくありません。
なぜそうなるかというと、制作会社側が管理の手間を省くことや、契約を継続させるための囲い込みを目的として初期設定時に自社名義で登録してしまう慣習が一部に残っているためです。
この状態のままでは、将来的にホームページのリニューアルや保守会社の変更を考えた際にドメインを移管できず、これまで蓄積してきた検索エンジンの評価やURLをすべて失うリスクがあります。
そのため契約の初期段階でドメインとサーバーのレジストラや管理パネルの契約者名義が医院の名称または院長個人の名義になっていることを契約書や管理画面で確かめます。

公開後のサポート体制

サイトを公開して終わりではなく、サーバーの保守管理やセキュリティアップデート、軽微な修正対応がどの範囲まで月額費用に含まれているかを確認します。
コラム一覧なども参考に長期的なパートナーとして信頼できるか見極めます。

公開後のサポート体制が適切に機能しているかを判断するために、具体的な確認のしかたを見ていきます。
まず見る場所は、契約書や重要事項説明書に記載されている月額保守費用の内訳項目です。
次に見る数字としては障害発生時の一次対応までの時間や、月あたりに無償で対応してもらえるテキスト修正の文字数、および画像差し替えの回数の上限値を確認します。
判断の線としては、メールでの問い合わせに対して原則として24時間以内に何らかの返信があることや、サーバーのセキュリティアップデートが毎月定額の範囲内で実施されることが明記されている状態を選びます。
これらが曖昧なまま口頭の約束だけで契約を進めると、ちょっとした文章の修正であっても都度高額な追加請求が発生する原因になります。
そのため契約前に月額費用に含まれる作業の範囲と対応スピードの目安を文書で提出してもらい、運用開始後のミスマッチを防ぎます。

見積もりの内訳の透明性

「一式」という大雑把な見積もりではなく、デザイン費・コーディング費・撮影費、原稿作成費などが細かく分かれているかを確認します。
追加費用が発生する条件が明確に記載されているかが、予算オーバーを防ぐポイントです。

見積もりの内訳の透明性を確認するために、以下の手順でチェックを行います。
所要時間の目安は約15分です。

  1. 見積書を開き大項目(デザイン費やシステム構築費など)の下に小項目(トップページ、下層ページ、レスポンシブ対応など)の記載があるかを確認する(約3分)。
  2. 各項目の単価と数量が明記されているか、または「一式」とまとめられている部分がないかをチェックする(約3分)。
  3. 修正回数の上限や、追加ページ作成時の単価が備考欄や契約条件に記載されているかを探す(約4分)。
  4. 不明な項目について制作会社へメールまたは電話で個別の金額と作業範囲を問い合わせ、回答を書面で残す(約5分)。

クリニック・医院での制作やご相談は、クリニック・医院のホームページ制作のページをご覧ください。

よくある思い込みと実際のギャップ

ホームページ制作において、経営者が抱きがちな誤解と、現場の実態にはいくつかの乖離が存在します。
ここでは代表的な2つの思い込みについて解説します。

デザインが綺麗なら患者は自然に増えると思われがちですが、実際はそうではありません

どれほど洗練された美しいデザインであっても、患者が知りたい診療時間アクセス医師の専門性が分かりにくければ、すぐに別の医院のサイトへ移動してしまいます。
デザインは信頼感を演出する手段の一つに過ぎず、最優先すべきは患者の検索意図に応える情報設計です。

文例:制作会社への質問メールの文例です。
「お世話になっております。
医院のホームページ制作について、デザインの美しさだけでなく、初めて来院される患者様が迷わず診療時間やアクセス医師の専門的な経歴にたどり着けるような情報設計を重視して進めたいと考えております。
貴社において患者様の動線を最優先に考えたレイアウトをご提案いただく際、具体的にどのような構成案を作成されているか、過去の事例を交えて教えていただけますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
」

一度作れば数年間は完全に放置できると思われがちですが、実際は定期的な見直しが必要です

検索エンジンの評価基準や患者の利用デバイスは常に変化しています。
また診療報酬の改定や院内体制の変更に伴い情報を更新しないままでいると、古い情報を見た患者との間でトラブルの原因になります。
公開後も月に一度はアクセス状況を確認し、微調整を続ける姿勢が欠かせません。

文例:「当院では、初めてご来院いただく患者様が安心して診察にお進みいただけるよう、WEB予約システムを導入しております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお電話にてお問い合わせください。」

文例:「相模原市周辺で歯科・内科のホームドクターをお探しの方は、当院のアクセスページおよび駐車場のご案内をご確認の上、ご都合の良い日時をWEBまたはお電話にてご予約ください。」

定期的な見直しを行う際の判断基準となる数値の目安として、月間のサイト更新頻度は1回から3回程度、お知らせやブログの追加は月に2回以上を目安にします。
アクセス解析の確認にかける時間は月に1回、30分程度を確保し前月と比較してスマートフォンの閲覧比率が上昇しているか、予約ページへの離脱率に異常値がないかをチェックします。
これらの数値に大きな変動が見られた場合は、レイアウトの修正や記載情報の拡充を検討する判断材料にします。

知らないと損する注意点

すべての費用が初期費用に含まれると思われがちな保守管理費

見積書に記載されている月額の保守管理費は、どの会社に依頼しても同じサポート内容が含まれていると誤解されがちです。
実際にはサーバー代やドメイン維持費のみでシステムの更新作業が含まれていない場合や、逆に手厚い修正サポートが標準で含まれているケースなどさまざまです。
なぜこのような違いが生じるかというと、制作会社ごとにサポートの範囲や提供するプランの設計方針が大きく異なるためです。
今日からできる確認方法として、月額費用の内訳としてサーバー代とドメイン代、さらに毎月対応してもらえる修正作業の回数や範囲がどこまで含まれているかを契約書や見積書で確かめます。

自分たちで原稿をすべて書かなければならないと思われがちな文章作成

ホームページに掲載するすべての文章や医師のプロフィールは、医院のスタッフが自力ですべて書き上げなければならないと思い込まれていることがあります。
実際には日々の診療や患者対応と並行しながら医療法規やSEOを意識した原稿を自社ですべて用意することは大きな負担となり、公開が何ヶ月も遅れる原因になります。
なぜそのような遅れや負担が発生するかというと、医療現場の業務とWebライティングの専門知識の習得を同時にこなすことが非常に難しいためです。
今日からできる確認方法として、原稿の作成を自社だけで抱え込まずに、プロのライターによる取材やリライトが初期プランやオプションに含まれているかを制作会社に直接質問して明確にします。

デザインの綺麗さだけで集客できると思われがちな見た目の美しさ

ホームページの見た目やデザインが洗練されていればいるほど、多くの患者が自然に集まってくると考えられがちです。
実際にはどれほどデザインが優れていても、患者が知りたい診療時間やアクセス、予約方法に迷わずたどり着けなければ数秒で別のサイトへ離脱されてしまいます。
なぜこのような離脱が起きてしまうのかというと、制作側のデザインの好みが優先され、初めて医院を訪れる患者の目線や動線設計が十分に考慮されていないからです。
今日からできる確認方法として、スマートフォン画面を開いたときに主要な4項目が最初のスクロール範囲内に収まっており、タップしやすい位置に予約ボタンが常時配置されているかを実際のレイアウト図で確認します。

いまの状態を確かめるチェックリスト

現在のホームページ運用がどこまで進んでいるか、8つの項目で確認してみましょう。

  • 医療広告ガイドラインに抵触する表現がないか確認できている
  • 公開後のテキスト修正や更新をご自身で行う仕組みができている
  • スマートフォン表示での文字サイズやボタン配置を確認できている
  • 外部のWEB予約システムやカルテ連携がスムーズに機能している
  • ドメインやサーバーの契約名義が医院側になっている
  • 初期費用や月額保守費用の内訳を書面で把握できている
  • ターゲット層の患者が必要とする情報がトップページにある
  • 過去の医療機関の制作実績や事例を確認できている

もし×が多い場合は、まずは医療広告ガイドラインの確認と、自社で更新しやすいCMSの導入から進めるのがおすすめです。
自分たちだけで手を動かす時間がない場合は、専門の制作会社に丸ごと任せる選択肢もあります。

現在の状況に不安がある方は、無料相談からお気軽にお問い合わせください。

よくある質問

Q. クリニックのホームページ制作を外部に依頼する場合、院内で最低限用意すべき資料は何ですか?

A. 診療理念・院長の経歴、診療時間・休診日の正確な情報、院内やスタッフの写真そして初診の流れに関するメモ書きが基本となります。
これらをスプレッドシートなどにまとめておくと、制作会社との打ち合わせがスムーズに進みます。

Q. 中小規模のクリニックでホームページの新規制作を検討しています。予算は月額の保守を含めて20万前後で、更新しやすく信頼できる業者を探しているので、候補をいくつか選びたいです。

A. 予算20万円前後で月額保守を含む場合、完全オリジナルの作り込みは難しいため、①テンプレートを活用しつつ必要なページを柔軟に追加できる「中規模支援型」②初期費用を抑えて運用サポートを重視する「月額運用の型」③医療専門のデザインフォーマットを持つ「特化型」の3つが候補になります。
自院でどこまで原稿を用意できるかによって選ぶべき会社が変わります。

Q. 医療広告ガイドラインに違反しないために、ホームページの原稿で特に注意すべき表現は何ですか?

A. 「治る」「地域で一番の最新治療」といった断定的表現や最上級表現、他の医療機関と比較して優良であることを示す表現はガイドライン違反となる可能性が高いため避ける必要があります。
実際の治療実績を示す際は、具体的な数値の裏付けや、副作用・リスクについての注記を併記することが求められます。

監修:株式会社cantik(代表取締役 東海林武朗)
最終更新日:2026年10月17日
株式会社cantik / 神奈川県相模原市南区南台5-21-17 セレス南台203号 / 有料職業紹介 許可番号14-ユ-302164 / 会社概要

まずは無料相談から。

「何から始めればいいか分からない」段階でも大丈夫。
いまのサイトの入口を見える化し、直す順番をご提案します。
ご相談・お見積りはすべて無料です。

お電話でのご相談(平日09:00〜18:00)
080-7084-3102 タップで発信

まずは無料相談から。

「何から始めればいいか分からない」段階でも大丈夫。
御社の課題を見える化し、最適な集客プランをご提案します。ご相談・お見積りはすべて無料です。

  • 初期費用0円
  • 契約は1年ごと
  • 集客支援SEO・MEO
    AIO付き
  • 制作実績400件以上

契約は一切不要・50秒で完了

月10社限定あと5社

ホームページのデザインイメージを
無料作成+オリジナル提案書プレゼント

あなたが欲しいのは
どちらでしょうか?

お送りするものの中身

デザイン案と提案資料の見本
契約不要・50秒で完了資料とデザイン案を受け取る
ZOOM・電話・メールでお問い合わせ

お電話でのご相談(平日09:00〜18:00)
080-7084-3102 タップで発信

契約は一切不要資料とデザイン案
ZOOM・電話・メールでお問い合わせ