2026/08/04コラム-SEO
検索順位が上がらない原因|見直す5つの項目
検索順位が上がらないときは、5つの項目を決まった順に見直します。
- Googleに登録されているか確かめる
- 検索した人の目的と、ページの型が合っているか見る
- 同じ語を狙う自社のページが競っていないか調べる
- タイトルと中身が上位のページに負けていないか比べる
- 表示速度と内部リンクを点検する
順番を守る理由は、手前の項目が原因なら後ろの項目をいくら直しても順位が動かないからです。
Search Consoleの画面名と項目名を示しながら、1項目ずつ確かめる手順を書きます。

順位が上がらない原因を5項目に切り分ける表
最初に症状を見て、疑う項目を1つに絞ります。
次の表からいまの状態に近い行を探してください。
| いまの症状 | 疑う項目 | 最初に見る場所 |
|---|---|---|
| 狙った語で検索しても自社のページが一覧に出ない | 項目1(登録) | Search Consoleの「URL検査」 |
| 出てはいるが50位より下で動かない | 項目2(検索意図) | 実際の検索結果の上位10件 |
| 同じ語で自社の別ページが入れ替わって出る | 項目3(重複) | 「検索結果」レポートの「ページ」タブ |
| 4位から15位で止まっている | 項目4(タイトルと中身) | 上位3ページの見出しとタイトル |
| ページを開くのが遅い、読み込み中に画面がずれる | 項目5(速度と内部リンク) | 「ウェブに関する主な指標」 |
順位の数字は表示回数とセットで読む
Search Consoleの「検索結果」レポート(以前の名前は検索パフォーマンス)に出る掲載順位は、検索した人や場所や端末ごとに違う順位の平均値です。
自分で検索した順位とずれるのは正常な動きです。
表示回数が数回しかない語は、1回の検索で順位が大きく変わります。
順位は表示回数が数十回を超えた語で読み、少ない語は様子見にします。
cantik.co.jpでも、2026年9月20日に取得した直近90日のデータで、コラム627本のうち377本(60%)はクリックが0でした。
この377本は合計15,881回表示されていたので、原因はGoogleへの登録ではなく、順位と検索語との噛み合わせにありました。
症状を見て原因を切り分けると、直す場所が決まります。
項目1|Googleに登録されているかを確認する
順位を見る前に、そのページがGoogleに登録されているかを確かめます。
登録されていないページは、どれだけ書き直しても検索結果に出ません。
URL検査の4ステップ
- Search Consoleを開き、画面上部の検索窓に確認したいページのURLを貼って、Enterを押します。
- 結果に「URLはGoogleに登録されています」と出たら、登録は済んでいます。
項目2へ進みます。 - 「URLはGoogleに登録されていません」と出たら、同じ画面の「ページのインデックス登録」に書かれた理由を読みます。
- 直したあとで「インデックス登録をリクエスト」を押します。
リクエストを何度押しても、読みに来る順番は早くならないとGoogleは案内しています。
反映には数日から数週間かかることがあるため、押したあとは待ちます。
登録されていない4つの理由と直し方
| 画面に出る理由 | 意味 | 直す場所 |
|---|---|---|
| noindexタグによって除外されました | ページに検索結果へ出さない指定がある | WordPressなら「設定」の「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」と、SEOプラグインの投稿ごとの設定 |
| robots.txtによってブロックされました | 巡回を止める記述がある | サイト直下のrobots.txtにあるDisallowの行 |
| クロール済み – インデックス未登録 | Googleは読んだが登録しなかった | ほかのページと内容が重なっていないか見直し、関連する記事から内部リンクを足す |
| 検出 – インデックス未登録 | URLは知っているが、まだ読みに来ていない | サイトマップにURLがあるか確認し、トップや一覧ページからリンクする |
公開前の確認用に付けたnoindexが公開後も残っている失敗は、よくあります。
画面で見た目を確かめるだけでは気づけません。
公開した日にURL検査を1回かける習慣が、いちばん安く防げます。
項目2|検索した人の目的とページの型を合わせる
検索意図はその語で検索した人が結果ページで何をしたいかという目的です。
意図に合わない型のページは、中身が良くても上位に残りません。
上位10件の型を数える3ステップ
- ブラウザのシークレットウィンドウを開き、狙っている語で検索します。
- 上位10件を「解説記事」「サービス紹介」「比較や一覧」「地図つきの店舗一覧」に分けて数えます。
- いちばん多い型が、Googleがその語に合うと判断している型です。
自社のページがそれと違えば、型を寄せます。
| 上位10件の傾向 | 自社ページの現状 | 直し方 |
|---|---|---|
| 解説記事が7件以上 | サービスの紹介文だけ | 手順と判断の基準を足し、解説記事の形に組み直す |
| サービス紹介が7件以上 | 長い解説記事 | 料金・流れ・実績を前に出し、サービスページを別に作る |
| 地図つきの店舗一覧が出る | ホームページのみ | Googleビジネスプロフィールの整備を先に進める |
| 比較表が多い | 文章のみ | 項目を並べた比較表を本文に入れる |
地域名とサービス名を組み合わせた語では、地図つきの一覧が上に出ることがあります。
こうした語はホームページの順位とは別にGoogleマップの順位で争います。
詳しくはMEO対策で説明しています。
項目3|同じ語を狙う自社のページが競っていないか調べる
同じ語に自社の記事が2本以上並ぶと、Googleはどれを出すか迷い、順位が入れ替わりながら伸びなくなります。
この状態はカニバリ(共食い)と呼ばれます。
cantikの2026年9月の点検では、コラム627本のうち93の検索語で自社の複数ページが競っていました。
多い語では1つの語に10本が並んでいました。
見つけ方は3ステップ
- Search Consoleの「検索結果」レポートを開き、順位が伸びない語を「クエリ」の欄で選びます。
- 「ページ」タブに切り替え、その語で表示されているURLを確認します。
- 2本以上出ていれば、競っています。
| 2本の関係 | 直し方 |
|---|---|
| 内容がほぼ同じ | 強いほうに統合し、弱いほうは301リダイレクトで転送する |
| 切り口が違う | タイトルと見出しから共通の語を外し、役割を分ける |
| 古い記事が表示を取っている | 古い記事を更新して主役にし、新しい記事から内部リンクを張る |
統合するときは、消す側のURLを放置せず転送します。
転送を忘れると、すでに集まっていた評価も、ブックマークした人の行き先も失われます。
項目4|タイトルと中身を上位3ページと比べる
4位から15位で止まっているページは、タイトルと中身の差で順位が決まります。
表示回数が多いのにクリックされない場合も、まずタイトルを疑います。
cantikが同じ日に調べた結果では、4位から15位に入り、表示が20回以上ある語が106件ありました。
その大半がクリック率0.0%でした。
順位は届いていても、選ばれていない状態です。
書き直しの5ステップ
- 「検索結果」レポートで、掲載順位の列見出しをクリックして並べ替え、4位から15位の語を探します。
- 狙う語を1つ決め、その語で検索して上位3ページの見出しをすべて書き出します。
- 上位3ページに共通してあり、自社にない見出しを足します。
- 自社にしか書けない内容を1つ入れます。
自社で計った数字、実際の手順、現場で見た失敗が当てはまります。 - タイトルの前半に狙う語を置き、32字以内に収めます。
タイトルが32字を超えると、検索結果の表示で末尾が省略されて、読者が得るものが見えなくなります。
Googleはタイトルを書き換えることもあるため、本文の見出しと食い違わせないことも大切です。
見出しの直下には、1文目で結論を書きます。
「近年は」のような前置きから始める書き方は、検索結果の抜粋に使われても答えになりません。

項目5|表示速度と内部リンクを点検する
表示速度と内部リンクは、手前の4項目を直したあとに見る土台の項目です。
ここだけを直しても、順位が大きく動くとは言えません。
表示速度の合格ラインを3つの数字で見る
Googleのweb.devは、ウェブに関する主な指標の基準を次のように示しています。
Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」と、PageSpeed Insightsで確かめられます。
- LCP(最大の要素が表示されるまでの時間)は2.5秒以内
- INP(操作への反応の速さ)は200ミリ秒以内
- CLS(読み込み中の画面のずれ)は0.1以下
基準を超えているときは、画像の形式とサイズから見直すのが手早い方法です。
内部リンクは重要なページほど多く受ける形にする
Search Consoleの「リンク」レポートにある「内部リンク」の欄で、リンクを受けているページが多い順に並びます。
順位を上げたいページが下位にあれば、関連する記事から文中でリンクを足します。
リンクの文字は「こちら」ではなく、リンク先の内容が分かる語にします。
リンク先が何のページかを、Googleと読者の両方に伝えるためです。
被リンクは数を追わない
他のサイトからのリンクは、ページの評価に関わります。
ただしリンクを買う行為は、Googleのスパムに関するポリシーで禁じられています。
取引先や業界団体、地域のメディアなど、実際に関係のある相手から紹介してもらう形を基本にします。

よくある質問
Q1. 直してから順位が動くまでどれくらいかかりますか
A. 数日から数週間かかることがあります。
変更は1度に1項目に絞り、28日単位で表示回数と掲載順位を比べると、どの変更が効いたかが分かります。
Q2. 順位チェックツールの数字が毎日変わります。気にすべきですか
A. 1日ごとの上下は気にしなくて構いません。
順位は検索した人や場所で変わるため、Search Consoleの平均掲載順位を週単位か28日単位で見るのが確実です。
Q3. 5項目を直しても上がらない場合はどうしますか
A. 上位のサイトのほうが、その語についてより多くの実績や一次情報を持っている可能性があります。
狙う語をより具体的で競合の少ない語に絞り直す判断も選択肢です。
どの項目から直すか迷うときは、cantikでZOOM・電話・メールでご相談いただけます。
Search Consoleの画面を一緒に見ながら、直す順番をお伝えします。
無料相談からどうぞ。
SEO対策、まずは無料相談から。
順位は上がったのに、問い合わせが増えない。
狙う言葉と足りないページを資料とデザイン案を受け取るし、改善プランをご提案します。
ご相談・お見積りはすべて無料です。
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