2026/10/25コラム-SEO
SEO会社の選び方|中小企業が失敗しないための5つの判断軸
SEO対策を外注したいけれど、どの会社に依頼すればいいのか分からないと悩む中小企業の経営者や担当者の方は少なくありません。
ネット検索をすると多くの制作会社や専門業者がヒットしますが、料金やサービス内容がバラバラで、自社に本当に合っているのか判断するのは難しいものです。
ここでは費用対効果を高めながら失敗しないSEO会社の選び方と、自社でやるべきことの切り分け方を詳しく解説します。
この記事で分かることは以下の3点です。
- 型の違い:SEO会社を4つの型に分類し、それぞれの特徴と向いている企業が分かります
- 判断の軸:契約前に確認すべき5つのポイントと、失敗を避けるためのチェック項目が明確になります
- 内製と外注の境目:自社で対応可能な作業と専門家に任せるべき領域の切り分け方が理解できます
SEO会社を選ぶ前に知るべき4つの型とそれぞれの特徴
SEO会社を検討する際は、単に料金の安さだけで選ぶのではなく、その会社がどのようなスタイルで支援しているのかを「型」で捉えることが重要です。
同業他社の多くが「おすすめ◯選」として会社名を並べるだけに留まっていますが、中小企業が自社の状況に合ったパートナーを選ぶためには、提供しているサービスの構造で分類して比較する方が確実です。
ここでは代表的な4つの型を取り上げ、それぞれの特徴や向いている企業を整理します。
自社のリソースや社内体制を思い浮かべながら、どの型が一番しっくりくるかを確認してみてください。
制作と運用を一体で担う総合型の特徴
ホームページの新規制作やリニューアルと同時にSEOの内部設計まで一貫して行うのが総合型の特徴です。
企画段階から検索エンジンに評価されやすい構造を組み込めるため、公開後スムーズに集客をスタートさせたい企業に向いています。
相模原や神奈川の地域密着型企業でも、新規立ち上げと同時に地域キーワードでの上位表示を狙いたい場合に選ばれることが多いです。
費用は初期の制作費と保守運用費がセットになるケースが一般的で、社内に専門の担当者がいない場合でも丸ごと任せられる安心感があります。
一方ですでに完成しているサイトに対して部分的な対策だけを依頼したい場合にはコストが割高になることがあるため、現在のサイト状況を見極めてから検討することが大切です。
- 現在のサイトの構築状況とドメインの有無を確認する。
- 社内にホームページを更新できる人員がいるかを数える。
- 制作とSEOを同時に依頼した場合の見積もりを2社以上から取り寄せる。
- 公開後の修正対応がどこまで月額費用に含まれるかを契約書で確認する。
月額制の定額で運用を続ける伴走型の特徴
毎月一定の費用を支払いながら、記事の追加やリライト、順位のモニタリングといった継続的なSEO対策を一緒に進めていくのが伴走型です。
初期費用を抑えて月額9,800円(税別)や19,800円といった少額からスタートできるプランを提供している会社もあり、予算が限られる中小企業でも導入しやすいメリットがあります。
SEO対策は一度行えば終わりではなく、検索アルゴリズムの変更や競合の動きに合わせて継続的に手を入れ続ける必要があるため、社内にノウハウや人的リソースがない企業に最適です。
ただし毎月の作業範囲が契約プランに含まれている内容に限定されるため、急な大規模改修やデザイン変更が必要になった際は別途見積もりが発生する場合がある点に注意が必要です。
文例:毎月の運用についてご相談です。
現在社内に専任の担当者がおらず、月額の予算上限を5万円程度で想定しているのですが、この範囲内でキーワード選定から記事の制作代行までどの程度の量を依頼できますでしょうか。
具体的なプランと過去の同規模の支援実績があればあわせてお教えください。
ツール提供とデータ分析を主軸にする型の特徴
自社内に記事を書くライターや編集者がいるものの、どのようなキーワードを狙うべきか、どのページを直せばいいのかという分析部分に課題を感じている企業に向いているのが分析ツールやマニュアルの提供を主軸にする型です。
専門的なシステムを使って自社の順位変動や検索ボリュームを可視化し、担当者が自分で手を動かせるようにサポートします。
外部にすべてを丸投げするのではなく、自社でノウハウを蓄積しながらAIO対策や検索エンジン最適化を進めたい組織にフィットします。
ただしツールを導入しても実際にデータを読み解いて記事を修正する人員が社内に確保できないと、宝の持ち腐れになってしまうリスクがあるため事前の人員確認が不可欠です。
費用は月額5万円から15万円程度の幅が目安となります。
週に3時間以上をデータ分析と記事修正にあてられる専任または兼任の担当者が社内に1名以上いるかどうかが、この型を選ぶ際の判断基準となります。
スポット診断や設計図作成を専門とする型の特徴
毎月の継続契約ではなく、サイトの構造やキーワードの設計図を作る作業を一度きりで依頼するのがスポット型の特徴です。
自社のホームページにどのようなSEO上の課題があるのかを第三者の視点で診断してもらい、具体的な改善指示書を受け取ることで社内メンバーだけで対策を進めることができます。
予算を最小限に抑えつつ、プロの知見を取り入れたい場合に有効な選択肢となります。
しかし診断後の実行フェーズは自社で行う必要があるため、指示された内容を社内でスケジュール通りに消化できる推進力が求められます。
ホームページ制作や運用をすでに自社で回しているチームのセカンドオピニオンとしても活用されます。
設計図や診断書を受け取った後に、そのままの状態で社内の誰にも共有せずファイルサーバーにしまい込んでしまうことは避けてください。
実行スケジュールや担当者が割り振られないまま放置されると、費用対効果がゼロになってしまいます。
代わりに受け取ったその日にタスク管理ツールへすべての改善項目を登録し、2週間以内に最初の修正着手日を決めるルールを設けてください。
自社でやる部分と外注する部分の切り分け方
SEO対策をスムーズに進めるためには、すべての作業を外部に丸投げするのではなく、自社の強みを活かせる部分とプロに任せるべき領域をあらかじめ明確にしておくことが重要です。
特に専門知識が必要なテクニカルな設定や競合分析は専門会社に依頼し、自社のサービスへのこだわりや現場のリアルな情報は社内でまとめるという役割分担が成果を分ける境界線になります。
以下の比較表を参考に、自社でどこまでリソースを割けるかを整理してみましょう。
よくある誤解として、SEO会社にすべてを任せれば自社は何もしなくても上位表示を達成できるという思い込みがあります。
しかし実際には検索エンジンはユーザーにとって価値のある一次情報を重視するため、現場のリアルな経験や具体的な事例を持たない外部のライターだけでは薄い内容の記事しか作れません。
なぜなら競合他社との差別化要素となる独自のデータや専門家の意見は社内にしか存在しないからです。
そのため外注する場合であっても、素材の提供や監修のプロセスを自社が主導で行う必要があります。
| 工程 | 自社でやる場合 | 外注する場合 | 判断のポイント |
|---|---|---|---|
| キーワード選定 | 自社の顧客ニーズを棚卸しする | 検索ボリュームや競合性を調査する | 専門ツールが必要なデータ分析は外注が効率的 |
| サイト構造設計 | ページの階層や導線の希望を出す | URL構造や内部リンクを見直しする | 検索エンジンのクモの巣構造を理解しているかが鍵 |
| コンテンツ作成 | 業界の専門知識や事例を提供する | SEOに見直しした文章や構成に仕上げる | 一次情報の提供は自社でしかできない最大の強み |
| 効果測定 | アクセス数の大まかな傾向を見る | 順位変動やコンバージョンを詳細分析する | Search Consoleのデータを定期的に追う体制の有無 |
失敗しないSEO会社選びを確認するための5つのポイント
SEO会社を選定する際には、提示される見積書の金額や営業トークの巧みさだけに惑わされないための明確な基準が必要です。
ここでは契約後に後悔しないためにチェックしておきたい5つのポイントを具体的な視点とともに解説します。
これらを一つずつ確認することで、自社にとって誠実で信頼できるパートナーを見極めることができます。
契約期間と途中解約の条件を確認する
SEO対策は成果が出るまでに一定の時間がかかる施策であるため、半年から1年といった最低契約期間が設けられていることが多くあります。
しかし万が一サービス内容に満足できなかったり、会社の状況が変わって運用を続けられなくなったりした場合の解約ルールが曖昧な会社とは契約を避けるべきです。
契約書を交わす前に、中途解約時の違約金の有無や、解約の何ヶ月前までに申し出る必要があるのかを書面で確認するようにしましょう。
誠実な会社であれば、契約前に解約条件についても包み隠さず説明してくれます。
契約書や利用規約の該当ページを開き、中途解約に関する項目を目視で探します。
残りの契約期間分の料金が一括請求される規定になっていないか、あるいは解約の申し出期限が『前月の末日まで』なのか『3ヶ月前まで』なのかという具体的な日数を確認します。
もし明確な記載がない場合は担当者にメールで問い合わせ、書面で回答をのこすことで後々のトラブルを防ぎます。
料金体系に含まれる作業範囲を明確にする
月額費用や初期費用がいくらかという点だけでなく、その金額の中に具体的にどこまでの作業が含まれているのかを確認することが不可欠です。
「SEO対策一式」という曖昧な表現で契約してしまうと、記事の修正や画像の差し替え、メタタグの調整などが別料金扱いになっており想定以上のコストが発生するトラブルに繋がります。
毎月何本の記事を作成するのか、内部リンクの修正は含まれているのか、順位レポートの提出頻度やミーティングの有無などを細かく書き出してもらい見積もりの内訳をクリアにしておくことが大切です。
無料相談の場を活用して細かい質問をぶつけてみるのが有効です。
手順として見積もり依頼から確認完了までに要する作業を整理します。
1項目目は業者から提示された見積書にあるすべての項目の名称と数量を確認します。
2項目目は各項目の作業内容について不明点がないかを洗い出します。
3項目目は月額費用に含まれる作業と追加料金になる作業の境界線を書面で確認します。
4項目目は担当者へ内訳の意図を直接質問して回答を記録します。
これらの手順は合計で約30分から45分程度の作業時間を要します。
見積もりの内訳を細かく確認することで予期せぬ追加費用の発生を防げます。
作業範囲の認識のズレを解消してから契約に進むことが失敗を防ぐポイントとなります。
金額の大小だけでなく含まれる作業の質を見極めます。
不明確な表現がある場合は事前に文章として残します。
契約後のトラブルを避けるために細部まで確認を徹底します。
過去の実績と自社の業界との親和性を見る
その会社がこれまでにどのような業種で、どのような成果を出してきたのかの実績は重要な判断材料になります。
ただし単に「大手企業の案件を扱った」という実績よりも、中小企業や地域ビジネスにおいて限られた予算の中でどのように検索順位を上げてきたかというプロセスの方が参考になります。
もし自社が相模原や神奈川といった特定の商圏でビジネスを展開している地域密着型であれば、エリアマーケティングやローカルSEOの知見がある会社を選ぶ方が、的外れな施策を防ぐことができます。
MEO対策やSNSとの連携実績があるかも合わせて確認すると安心です。
文例:弊社は神奈川県相模原市を拠点に製造業を営んでおります。
これまでに同業種の中小企業で検索上位を獲得し、問い合わせ数を増やした実績のある会社様を探しております。
つきましては過去の類似案件での具体的な施策内容や、月額予算に応じたサポート範囲についてご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
このような文章を用いて問い合わせを行うことで自社の条件に合うかを正確に判断できます。
過去の類似事例を事前に確認することでミスマッチを防ぎます。
自社の規模感に近い企業の成功事例を重点的に見ます。
具体的なプロセスを質問することで担当者の実力を測ります。
地域密着型のビジネス特有の課題を理解しているかを確認します。
担当者の専門性とコミュニケーションの質を確かめる
契約前に対応してくれた営業担当者と、実際に日々の運用を担当するスタッフが異なるケースは少なくありません。
提案内容は素晴らしくても、いざ運用が始まってから連絡がつきにくくなったり、こちらの業界知識を理解していなかったりするとスムーズな連携が難しくなります。
相談の段階から専門的な質問に対して分かりやすく答えてくれるか、こちらの質問の意図を正確に汲み取ってくれるかというコミュニケーションの質をしっかりと見極めましょう。
質問に対する回答のスピード感も、その会社のサポート体制を測る一つの物差しになります。
判断に使える数字の目安として、メールの返信時間は24時間以内、定例ミーティングの頻度は月に1回程度担当者1人あたりの受け持ち社数は10社以下が挙げられます。
返信時間が48時間を超える場合は連絡体制に不安が残ると判断します。
ミーティングの頻度が隔月以下の場合は運用スピードが遅くなると予測できます。
受け持ち社数が20社を超える担当者は手が回らない可能性が高いと評価します。
これらの数字の基準を満たしているかどうかをチェックリストを用いて確認します。
迅速なコミュニケーションが取れる体制があるかを数字で客観的に判断します。
順位だけでなく問い合わせや売上に繋がる提案があるか
検索順位が上がること自体は重要ですが、それが最終的な問い合わせや売上の増加に結びつカなければSEOを行う意味が薄れてしまいます。
アクセス数を集めるだけのキーワードばかりを提案する会社ではなく、「自社のターゲット層が実際に検索する言葉は何か」「そのユーザーがサイトに訪れた後にどのような行動を取る設計になっているか」というコンバージョンまでの導線を考えてくれる会社を選びましょう。
コラム一覧や過去のブログ記事などから、その会社が単なる検索順位の向上だけでなく事業全体の成果を見据えているかどうかの姿勢を読み取ることができます。
やってはいけない例として、アクセス数だけを重視して購買意欲の低いビッグキーワードばかりを狙う手法があげられます。
これは検索順位は形式的に上がったとしてもコンバージョンが全く発生しないため失敗の原因となります。
代わりに何をすべきかというと、検索ボリュームは少なくても自社の商品やサービスを深く求めているロングテールキーワードを狙い、ユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成する提案を受けることです。
順位の数字に惑わされずに実際の売上貢献度を軸に評価します。
導線設計まで踏み込んだ提案があるかを確認します。
事業成長に直結するキーワード戦略を選定します。
SEO会社選びでよくある失敗例と防ぐための対策
実際にSEO会社と契約したものの、期待していた成果が出ずにトラブルに発展するケースには共通する原因があります。
ここでは現場でよく見られる失敗例を取り上げ、それを未然に防ぐための具体的な対策を整理します。
よくある失敗と対策のポイントは以下の4つです。
- 安さ重視の失敗:初期費用無料や極端な低価格に惹かれて契約した結果、定型的なテンプレートを当てはめるだけで全く成果が出ないケースがあります。
対策として・価格の安さの裏にある作業範囲を確認し、自社に必要なサポートが含まれているかを精査します - 丸投げによる認識のズレ:「すべてお任せで大丈夫です」と言われて任せたところ、自社のサービス内容とは異なる方向性の記事が大量に公開されてしまったという失敗があります。
対策として・公開前の原稿チェックのフローを契約前に取り決めておきます - 短期間での成果期待:SEOは効果が出るまでに通常3〜6ヶ月程度の時間がかかるにもかかわらず、1ヶ月目で成果が出ないとしてすぐに契約を解除してしまうケースです。
対策として・あらかじめ中長期のスケジュール感を共有し、検索エンジンの仕組みを理解したうえで取り組みます - 契約内容の確認不足:契約更新のタイミングや自動更新の規約を見落としており、不要になった後も支払いが続いてしまったというトラブルがあります。
対策として・契約書の更新条項にマーカーを引き、リマインダーを設定しておきます
思い込みと実際の例として、SEOは依頼すれば自動ですべてやってくれるという誤解があります。
実際には自社の専門知識の提供や監修作業が不可欠であり、会社側に丸投げするだけでは質の高いコンテンツは作れません。
なぜなら検索エンジンは専門性の高い一次情報を評価するため、社内の協力が成果を左右するからです。
この思い込みを解消し、二人三脚で取り組む体制を作ることが重要です。
契約前の認識合わせを徹底してトラブルを未然に防ぎます。
作業分担を明確にしてお互いの役割を確認します。
中長期的な視点を持って施策を継続します。
依頼から運用開始までの具体的なステップ
SEO会社を選定し、実際に契約を結んでからサイトの運用が軌道に乗るまでの流れをあらかじめ把握しておくことで、社内のスケジュール調整がスムーズになります。
場当たり的な対応ではなく、計画的なフェーズに沿って進めることが成功の確率を高めます。
1. 要件整理と社内ゴールの共有
最初のステップとして、何のためにSEO対策を行うのかというゴールを社内で明確にします。
「お問い合わせ数を月に何件増したいのか」「どのエリアの顧客をターゲットにするのか」という目的を言語化し、社内メンバー間で認識を合わせておくことが、外注先への正確な要望伝達に繋がります。
確認のしかたとして、見る場所は社内共有ドキュメントの記載内容と議事録です。
見る数字は現在の月間問い合わせ件数と目標とする数値の差分です。
判断の線として、目的の数値が具体的に言語化されており社内全員が同じ数字を答えられる状態であれば合格とします。
この確認作業を通じて要件の抜け漏れを防ぎます。
社内のゴールが曖昧なまま外注先に相談すると的外れな提案を招く原因になります。
目的の数値化には約20分から30分程度の時間を充てます。
必要な情報を事前に整理してスムーズな依頼の準備を整えます。
ゴールの共通認識を持つことで選定の軸がブレなくなります。
2. 複数社への問い合わせと見積もり比較
目的が定まったら、候補となる複数の会社に問い合わせを行い、提案内容や見積もりを比較検討します。
この段階で自社の予算感(例えば月額1万9,800円〜のプランなど)に合致しているか、求めているサポートが含まれているかをチェックします。
補助金を活用した制作や支援に対応している場合は、その旨もあわせて確認しておくと資金繰りの負担を軽減できます。
複数社への問い合わせと見積もり比較を円滑に進めるため、以下の手順に沿って約30分から45分程度の作業時間を目安に実施します。
- 問い合わせフォームまたはメールから、自社の事業概要と依頼したい内容を記載したメッセージを3社程度に同時に送信する。
- 各社から返信があったら、初回面談またはオンラインミーティングの日程を調整して予約を入れる。
- 面談の際には自社の予算上限と目標とする成果を明確に伝え、対応可能なプランの見積書を作成してもらう。
- 各社から提出された見積書と提案書を回収し、作業範囲や費用項目に漏れがないかを比較シートにまとめて確認する。
3. 契約締結とキックオフミーティング
依頼する会社を決定したら契約を締結し、キックオフミーティングを実施します。
この場には実際に運用を担当するスタッフも同席してもらい、自社の事業内容・ターゲット層、競合他社に対する認識を共有し今後のスケジュールや連絡体制を確認します。
文例:初回のキックオフミーティングに向けた事前のメール連絡では、以下の文面を参考に担当者へ送付します。
件名は「キックオフミーティングの事前資料送付および当日のアジェンダについて(会社名)」とし、本文には「お世話になっております。
貴社との契約締結に伴い、初回のキックオフミーティングにつきまして、添付の事前ヒアリングシートと自社の参考資料をご確認いただけますと幸いです。
当日はよろしくお願い申し上げます。
」と記載して送信します。
4. 現状分析とキーワード選定の実施
専門会社側で現在のホームページの健康状態や過去のアクセスデータを分析し、狙うべきキーワードの選定を行います。
Search Consoleやアナリティクス等の権限を共有し、どのキーワードで流入を増やすべきかの設計図を作成してもらい、内容に相違がないかを確認します。
現状分析とキーワード選定の精度を見極めるため、過去のデータ抽出期間は直近12ヶ月間分を目安とし、選定されるキーワード数は中小企業の場合でまずは20〜50個程度の範囲に収まっているかを確認します。
この数値の範囲内であれば自社のリソースで管理しやすく、かつ優先順位をつけた対策が実行しやすいため、網羅性と現実的な運用負荷のバランスが取れていると判断できます。
知らないと損する注意点
ツールを入れただけで上位表示されると思われがちなSEO
高額な分析ツールを導入すれば自動的に検索順位が上がると考える経営者は少なくありません。
実際にはツールが教えてくれるのは改善すべき箇所のデータや数値のヒントに過ぎず、実際に文章を書き直したりサイトの構造を整えたりする作業は人間が行う必要があります。
なぜなら検索エンジンのシステムはツール自体の有無ではなく、サイト内に掲載されている文章の質やユーザーの利便性を直接評価しているからです。
今日の終業時に、現在契約しているツールを開き、直近一週間でそのデータをもとに自社サイトのどの部分を具体的に修正したかを確認してみてください。
すべて丸投げすれば勝手に売上が伸びると信じがちな外注
SEO会社にすべての作業を任せれば自社は何もしなくても問い合わせが増えると誤解されていることがあります。
実際には検索エンジンは現場のリアルな経験や専門的な一次情報を極めて重視するため、外部のライターだけで作られた記事には独自性が欠けてしまいます。
なぜなら競合他社に勝てるような具体的な事例や専門知識は、外注先ではなく社内の担当者にしか持っていないからです。
明日から記事を作成する際、自社で撮影した写真や実際の顧客対応で得たメモを原稿の素材として用意するように変えてください。
アクセス数が多いキーワードほど良いと勘違いしがちな施策
検索ボリュームの数字が大きいビッグキーワードさえ上位に表示させれば成果が出ると考えられがちです。
実際には検索するユーザーの多くは情報収集が目的であり、自社の商品を購入する見込みが非常に低いケースが大半を占めています。
なぜなら競合性が高すぎる言葉を狙っても、購買意欲の低いアクセスばかりが集まり、肝心の問い合わせや売上に繋がらないからです。
明日の朝一番に、現在狙っているキーワードの検索意図を確認し、購買意欲の高いユーザーが使う具体的な言葉に絞り込めているか見直してください。
いまの状態を確かめるチェックリスト
現在のSEO対策がどの程度進んでいるかを把握するために、各項目の状況を確認してください。
- 現在の検索順位やアクセス数を毎月確認できている。
- 自社のターゲット層が検索するキーワードを書き出している。
- ホームページの主要なページにメタディスクリプションを設定している。
- 自社のサービスや商品の強みや特徴を文章で説明できている。
- 競合他社のホームページと自社のサイトを比較したことがある。
- 過去に書いたブログ記事やコラムのアクセス数を定期的に見ている。
- Google Search Consoleの導入と初期設定が完了している。
- 社内にホームページの更新や修正を行う担当者が決まっている。
もし×の項目が多い場合は、まずGoogle Search Consoleの導入と主要キーワードの書き出しから手を付けてください。
自社だけで作業を進める時間がどうしても取れない場合は、専門の会社へ部分的に支援を依頼する選択肢もあります。
無料相談から現状の課題をお気軽にご連絡ください。
まとめ
SEO会社の選び方について、4つの型や判断軸、失敗を防ぐためのポイントを解説してきました。
SEO対策は自社だけで進めると時間やリソースの面で限界が生じやすく、かといって安易に外部に丸投げするだけでは成果に結びつきません。
自社の現在の状況と予算感に合った型を見極め、信頼できるパートナーを選ぶことが成功への近道となります。
まずは自社の課題を整理し、信頼できる専門家に相談することから始めてみてはぜひ試してください。
よくある質問
Q. 中小企業でseoツールの導入を検討しています。予算は月額10万前後で、使いやすいものを探しているので、候補をいくつか教えてください。
A. 月額10万円前後のご予算であれば、国内の中小企業向けに開発された直感的な順位計測ツールや、競合サイトの流入キーワードを可視化するクラウド型SEO分析ツールを導入する余地が十分にあります。
例えば日々の検索順位の変動を自動で追跡しつつレポート機能が充実しているツールや、記事の網羅性をチェックできるコンテンツ分析ツールが候補になります。
ただしツール単体を導入してもデータを読み解く工数が必要になるため、月額の定額サポートの中にツール利用とアドバイスが含まれる伴走型のプランを選ぶのも有効な選択肢です。
Q. SEO対策を外注する場合、毎月どのくらいの作業を会社側にお願いすることになりますか?
A. 依頼するプランや会社によって異なりますが、一般的な月額運用型の場合は、キーワードの選定既存記事のリライト方針の策定新規コンテンツの構成案作成やライティング月次レポートの作成とフィードバックなどが主な作業となります。
自社からは定期的な進捗確認のミーティングへの参加や、現場の専門情報の提供が中心となります。
Q. 契約から実際に検索順位が上がって問い合わせが増えるまでにはどれくらいの期間がかかりますか?
A. SEO対策は検索エンジンのクローラーがサイトを巡回し、評価が蓄積されるまでに時間がかかるため、一般的には着手してから3ヶ月から半年程度の期間を目安とするのが自然です。
すぐに結果が出る施策ではないため、短期的な順位の上下に一喜一憂せず、中長期的な視点で成果が出るまでのスケジュールを組むことが大切です。
SEO対策、まずは無料相談から。
順位は上がったのに、問い合わせが増えない。
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