2026/09/02コラム-SEO
SEOの更新頻度|回数より更新する記事の選び方
SEOのために決まった更新頻度はなく、Googleも「週に何回」といった回数の目安を示していません。
更新の価値は回数ではなく、直した中身で決まります。
Googleが公式に書いている更新まわりの決まりを先に整理します。
続いて更新する記事を3つの数字で選ぶ方法と、続けられる更新ペースの決め方を説明します。

Googleが公式に示す更新まわりの決まりは3つ
公式の説明にあるのは、日付だけの更新を避ける・日付の表示を一致させる・サイトマップのlastmodを正確にする、の3つです。
毎週更新したほうがよいといった回数の目安は、Google検索セントラルの該当ページに書かれていません。
| 項目 | Googleの説明 | 書き手がやること |
|---|---|---|
| 日付だけの更新 | 内容が大きく変わっていないのに日付を変えて新しく見せることを、検索エンジン向けのコンテンツの警告サインとして挙げている | 中身を直したときだけ更新日を変える |
| 日付の表示 | ページに見える日付を載せ、構造化データのdatePublishedやdateModifiedと一致させるよう勧めている | 「最終更新」の日付を本文の上か下に出す |
| サイトマップのlastmod | 継続して検証できるほど正確な場合にだけ使い、changefreqとpriorityは無視する | 実際に直した日だけをlastmodに反映する |
| 新しさの重視 | 新作映画や地震のように、新しい情報が求められる検索で新しいページを出す仕組みがある | 自社の検索語が新しさを求められる種類かを確認する |
新しさが強く効くのは一部の検索だけです。
料金表や手順の解説のように答えが変わりにくい検索では、更新の頻度そのものは決め手になりません。
更新日の表示と構造化データは同じ日付にそろえる
Googleは、ページに見える日付と構造化データの日付が一致していることを勧めています。
WordPressでは、更新日がテーマと構造化データのどちらにも自動で入る設定が多いので、記事を開き直しただけで更新日が動いていないかを確認します。
誤字を1か所直しただけの更新でも更新日が動く設定の場合は、実質的な更新と区別がつくように、更新日の欄に変更内容の一言を書く運用にします。
更新する記事は3つの数字で選ぶ
更新を最初に当てる記事は、Search Consoleで「表示回数が多い」「平均掲載順位が4位から15位」「クリック率が低い」の3つを満たすものです。
新しい記事を書くより、すでに検索結果に出ている記事の中身を直すほうが、読まれるまでの距離が短くなります。
- Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開き、期間を「過去3か月」にします。
- 「ページ」の表を開き、表示回数の多い順に並べます。
- 気になるページをクリックして絞り込み、「クエリ」の表で平均掲載順位とクリック率を読みます。
- 順位が4位から15位で、クリック率が低いクエリを、更新の候補として記録します。
cantik.co.jpのコラムを2026年9月20日にSearch Consoleの直近90日で見たところ、事業に関わるキーワードのうち、4位から15位で表示が20回以上のものが106件ありました。
その大半はクリック率が0.0%で、新しく書くより、すでに出ている記事のタイトルと冒頭を直す余地が大きい状態でした。
数字の状態から更新の種類を決める判断表
| Search Consoleの状態 | 考えられること | 更新の種類 |
|---|---|---|
| 4位から15位で、クリック率が低い | 検索結果で選ばれる理由が弱い | タイトルと冒頭の1文を検索語に合わせて直す |
| 16位以下だが表示はある | 検索意図と中身にずれがある | 見出しの構成を作り直し、手順や表を足す |
| 以前より表示が減っている | 情報が古いか他のページに逆転された | 料金・制度・画面の説明を最新に差し替える |
| 同じ検索語に自社の記事が複数ある | 記事同士が競合している | 強い1本に内容を統合し、他は役割を絞る |
判断表は上から読み、当てはまる最初の行の更新を行います。
1本を直す手順は5ステップ
1本の見直しは、検索語の確認から公開後の確認まで、5つの手順で終わります。
- Search Consoleで、その記事に表示されている検索語を3つ書き出します。
- 検索結果の上位3ページを開いて、自分の記事に足りない情報(手順・表・数字・出典)を書き出す。
- タイトルの前半と記事の冒頭1文に、主な検索語と答えを入れ直します。
- 古い料金・制度・画面名を最新に直し、足りない手順や表を足す。
- 公開後にURL検査ツールで該当のURLを開き、「インデックス登録をリクエスト」を送ります。
反映されるまでには数日から数週間かかることがあります。
公開した直後に順位が動かなくても、1週間単位で結論を出さず、4週間後に同じ画面で表示回数とクリック率を見比べます。

更新日を動かしてよい場面と動かさない場面
更新日を動かしてよいのは、手順・数字・料金・結論のような、読み手の判断に関わる部分を直したときです。
誤字やリンク切れの修正と画像の差し替えだけのときは、更新日を動かさず記録表に作業のメモだけ残します。
この区別を決めておくと、日付だけ新しく見せるという誤解を避けられます。
続けられる更新ペースは時間から逆算して決める
更新ペースは月に確保できる時間を1本あたりにかかる時間で割って決めます。
仮に1本の見直しに2時間かかり、月に4時間を確保できるなら、見直せるのは月に2本です。
この数字は仮のもので、自社の1本あたりの時間に置き換えて使います。
| ページの種類 | 見直しのタイミング | 理由 |
|---|---|---|
| 営業時間・料金・住所などの基本情報 | 変わったその日 | 誤った情報が残ると信頼を損なう |
| サービス紹介ページ | 内容が変わったときと、四半期に1回の確認 | 問い合わせに直結するため |
| コラム記事 | Search Consoleで候補に出た記事を月に数本 | 表示がある記事から先に直すと効果を確かめやすい |
| お知らせ・ブログ | 出来事があったとき | 無理に回数を作らず、書くことがあるときに出す |
月の更新を1日で終わらせる進め方
- 月初にSearch Consoleを開き、前月と比べて表示が減ったページを2つ書き出します。
- 判断表で更新の種類を決め、今月直す記事を月の本数に合わせて選びます。
- 1本ずつ5ステップで直し、直した日付と内容を記録表に1行ずつ書きます。
- 前月に直した記事の表示回数とクリック率を見て、動いたかどうかを記録表に足します。
この進め方はGoogleの決まりではなく、cantikが運用の相談で使っているものです。
回数を決めて守れなくなるより、月に直す本数を少なく決めて続けるほうが、結果として更新された記事が増えます。
更新でよくある失敗4つ
よくある失敗は4つあります。
日付だけ変える・古い記事をまとめて消す・回数のために薄い記事を足す・更新後に確認しない、の4つです。
日付だけ変える失敗は、前の項で触れたとおり、Googleが警告サインとして挙げている行為です。
古い記事をまとめて消す失敗もGoogleは取り上げていて、順位が上がると考えて古い内容を大量に削除することを、同じ警告の中に挙げています。
消す前にSearch Consoleで表示とクリックがあるかを確認し、あるものは統合か更新で残します。
回数のために薄い記事を足す失敗では、似た内容の記事が増えて、自社の記事同士で検索語を奪い合います。
更新後に確認しない失敗では、直したのに数字が動かない原因が分からなくなります。
直した日付と内容を記録表に残し、4週間後に表示回数・順位・クリック率を見比べる習慣をつけます。
サイトマップのlastmodを毎日書き換えない
プラグインの設定によっては、サイトマップのlastmodが全ページ同じ日付で毎日動くことがあります。
Googleは、lastmodが継続して正確な場合にだけ利用するとしているため、実際の更新と合わない日付は意味を持たなくなります。
サイトマップのXMLを開いて、更新していないページのlastmodが古い日付のままになっているかを確かめます。
よくある質問4つ
Q1. SEOのために、ブログは毎週更新したほうがよいですか?
毎週更新する必要はありません。
Googleは更新の回数を示しておらず、無理に頻度を上げて質が下がるより、直す価値のある記事を選んで中身を直すほうが読み手に役立ちます。
書くことがあるときに出す形でも、検索結果に出ている記事の見直しが続いていれば足ります。
Q2. 更新日だけ新しくすれば、順位は上がりますか?
上がりません。
内容が大きく変わっていないのに日付を変える行為は、Googleが警告サインとして挙げています。
更新日は手順・数字・料金・結論など、読み手の判断に関わる部分を直したときだけ動かします。
Q3. 古い記事は消したほうがよいですか?
表示やクリックがある記事は消さずに、統合か更新で残します。
順位が上がると考えて古い内容を大量に消す行為は、Googleが警告サインの中で触れています。
表示もクリックも長く0で、内容も今の事業と合わない記事は、似た記事へ統合して転送する方法を選びます。
Q4. 更新作業は外部に任せたほうがよいですか?
更新する記事を選ぶ作業と、事実を確認する作業は、自社の情報を知っている人が行うのが安全です。
文章の整理や記録表の運用を外部に任せ、最終の確認だけを自社で行う分け方もあります。
cantikでは、更新する記事の選び方や記録表の作り方を、ZOOM・電話・メールでご相談いただけます。
SEO対策、まずは無料相談から。
順位は上がったのに、問い合わせが増えない。
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ご相談・お見積りはすべて無料です。
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