2026/10/23コラム-WEB
リフォーム会社のホームページ制作|見積り依頼の質を上げる
リフォーム会社から聞く悩みで一番多いのは、「問い合わせが来ない」ではありません。
「来るが、話にならない」です。
予算が合わない。
相見積りの当て馬で、最初から他社に決まっている。
対応エリアの外から連絡が来る。
現地調査に行って半日使い、見積りを出し、そのまま返事がない。
リフォームは1件の調査に時間がかかる商売です。
問い合わせの数より、質のほうが利益に効きます。
この記事では、ホームページの設計で見積り依頼の質を上げる方法を書きます。
問い合わせの質が低い原因は、ほぼサイトにある
質の低い問い合わせが多い会社のサイトには、共通点があります。
- 価格に関する記述が一切ない
- 対応エリアが「関東一円」のように広すぎる
- 得意な工事と、受けていない工事が書かれていない
- 問い合わせフォームの項目が「お名前・メール・内容」だけ
- 施工事例に金額も工期も書いていない
この5つがそろっていると、誰でも気軽に送れるフォームになります。
数は増えますが、現地調査の空振りも増えます。
逆に、判断材料を先に出すと、合わない人は送りません。
これは機会損失ではなく、時間の節約です。
価格の書き方は3つの型に分かれる
リフォームは一件ごとに条件が違うため、価格を出しにくい商売です。
それでも、書き方には型があります。
型1:工事別の価格帯を出す
「浴室のユニットバス交換:75万円から120万円」のように、幅で示す形です。
最も分かりやすく、予算が合わない人が自分で判断できます。
書くときは、その価格に何が含まれ、何が含まれないかを並べてください。
解体費、処分費、養生、給排水の移設、電気工事。
これらの扱いで総額が変わります。
型2:条件で変わる要素を示す
価格を出さず、「何によって金額が変わるか」を書く形です。
- 建物の築年数と構造
- 既存設備の状態
- 搬入経路(マンションの階数、エレベーターの有無)
- 工事中の仮住まいの要否
- 下地の傷みの程度
この形は、金額を出しにくい工事に向きます。
読んだ人は「自分の場合はどうか」を考えて問い合わせるので、質問が具体的になります。
型3:実例の金額を出す
施工事例に実際の工事金額を書く形です。
最も信頼されますが、公開には施主の了解が必要です。
事例ごとに、建物の種類、築年数、工事内容、工期、金額を書くと、読んだ人が自宅に当てはめられます。
3つのうちどれを選んでも構いませんが、何も書かないのが一番問い合わせの質を下げます。
対応エリアの書き方で、空振りが減る
「関東一円対応」と書いてある会社に、遠方から問い合わせが来るのは当然です。
書くべきなのは次です。
- 本拠地から車で何分までを通常対応とするか
- その外側は、どういう条件なら対応するか(工事規模、出張費)
- 対応しない地域があるなら、その旨
出張費の扱いを書いておくと、問い合わせの段階で話が早くなります。
現地調査に伺うこと自体に費用がかかるなら、それも明記してください。
問い合わせフォームの項目を設計する
フォームの項目は、少なければ良いというものではありません。
リフォームの場合、ある程度聞いたほうが双方の時間を節約できます。
入れておくと良い項目は次のとおりです。
- 建物の種類(戸建て、マンション、店舗)
- 築年数
- 工事を検討している箇所
- 希望時期
- おおよその予算感(選択式)
- 現地調査の希望日
予算感を選択式で入れると、合わない相談が減ります。
「まだ分からない」という選択肢も用意してください。
項目が多いと離脱が増えるのは事実です。
ただし、リフォームのように検討期間が長い商材では、真剣に検討している人は入力します。
相見積りの当て馬にされないための書き方
リフォームは相見積りが前提の商売です。
3社に声をかけるのが普通で、そのうち1社は最初から決まっていることもあります。
当て馬を減らすには、問い合わせの前に自社の立ち位置を伝えておく必要があります。
書いておくと効くのは次の4つです。
- 価格競争をしていないなら、その理由(使用する材料、職人の体制、保証の年数)
- 相見積りを歓迎するかどうか
- 契約までの流れと、各段階で何が決まるか
- 保証とアフターの内容
2つ目は、はっきり書いてよい項目です。
「相見積りは歓迎します。
ただし、現地調査には半日いただきます」と書いてあれば、軽い気持ちの依頼は減ります。
3つ目の「契約までの流れ」は、段階を明示してください。
- 問い合わせ
- 電話またはメールでの概要確認
- 現地調査
- プランと見積りの提示
- 内容の調整
- 契約
- 着工
この流れが書かれていると、どこまでが無料で、どこから費用が発生するかが伝わります。
工事の種類ごとにページを分ける
リフォーム会社のサイトでよくあるのが、「リフォーム全般承ります」という1ページにすべてをまとめた形です。
これでは、検索している人に届きません。
分けるべき単位は次のとおりです。
- 水回り(浴室、キッチン、トイレ、洗面)はそれぞれ別ページ
- 外装(外壁塗装、屋根、防水)はそれぞれ別ページ
- 内装(クロス、床、間取り変更)
- 設備(給湯器、エアコン、電気工事)
- 耐震、断熱
- 店舗やオフィスの内装(扱っている場合)
探している人は「浴室 リフォーム 費用」のように、箇所を特定して検索します。
全般ページでは、その問いに答えられません。
1ページあたりに書く内容は、工事の内容、価格帯、工期、使用する製品の例、よくある質問です。
最初から全部作る必要はなく、受注が多い工事から1か月1本ずつ増やしてください。
問い合わせ後の対応速度も設計に入れる
サイトの設計だけでなく、受けたあとの流れも決めてください。
リフォームは検討期間が長い一方、問い合わせた直後の熱量が最も高くなります。
- 問い合わせから何時間以内に返信するか決める
- 営業時間外に届いた場合の対応を決める
- 自動返信メールに、次に何が起きるかを書く
- 現地調査の日程候補を最初の返信に含める
3つ目は見落とされがちです。
自動返信が「お問い合わせありがとうございました」だけだと、不安になります。
「2営業日以内に担当からご連絡します」「現地調査は無料です」と書いておくだけで、他社に流れるのを防げます。
また、問い合わせフォームから送られたメールが迷惑メールに入っていないか、定期的に確認してください。
届いていないことに半年気づかなかった会社があります。
施工事例を資産にする書き方
リフォーム会社のサイトで最も読まれるのは施工事例です。
1事例1ページにして、次を書いてください。
- 施工前と施工後の写真(同じ角度で撮る)
- 建物の種類、築年数、地域
- 工事内容と使用した製品
- 工期
- 金額(公開できる場合)
- 施主が困っていたことと、どう解決したか
最後の項目が抜けている事例が多いです。
写真だけ並んでいても、読んだ人は自分の悩みと結びつけられません。
「給湯器が冬場に止まることがあった」「2階の寝室が夏に暑かった」といった困りごとから書くと、同じ悩みの人が反応します。
自社でやる部分と外注する部分
- 施工前後の写真撮影:自社(現場に行くのは自社だけ)
- 工事内容と使用製品の記録:自社
- 施主の了解取り:自社
- 事例ページの構成と執筆:外注でも可
- サイトの設計と実装:外注
- フォームの設計:外注
- 対応エリアと価格の方針決定:自社
- 公開後の事例追加:自社でできる仕組みを作る
最後が重要です。
施工事例は増やし続けることに価値があるため、自社で追加できる仕組みにしてください。
制作会社に都度依頼する形だと、更新が止まります。
地域に踏み込んだ書き方ができる会社は強い
リフォームは地域性が強い商売です。
同じ工事でも、地域によって事情が変わります。
書ける材料は次のようなものです。
- その地域に多い住宅の年代と構造(団地、建売、農家住宅など)
- 気候による傷み方(海沿いの塩害、積雪、西日の強い立地)
- 道路事情と搬入の制約(狭い道、一方通行、重機が入れない)
- 自治体の補助制度の有無と、申請の時期
- 近隣への挨拶や工事時間の慣習
3つ目は、地元の会社でなければ書けません。
「この地区は道幅が狭く、資材の搬入に小型車を使います」といった記述は、実際に施工している会社だけが書けます。
4つ目は注意が必要です。
補助制度は年度ごとに内容が変わるため、具体的な金額や要件を書くときは、必ず自治体の公式情報を確認し、更新できる形にしてください。
古い情報が残っていると、問い合わせ時にトラブルになります。
公開後に続ける運用
サイトは公開後の積み上げで変わります。
リフォーム会社の場合、やることは2つだけです。
- 月1件、施工事例を追加する
- 四半期に1回、工事別ページの価格帯を見直す
1つ目は、工事が終わるたびに写真と情報を整理する習慣があれば続きます。
着工前の写真を撮り忘れると使えないため、工程表に撮影を入れてください。
2つ目は、資材価格が動く時期に効きます。
サイトに書いてある価格帯と実際の見積りが大きく違うと、信用を落とします。
更新できない仕組みになっているなら、価格帯ではなく「金額が変わる条件」を書く形に切り替えてください。
この2つを1年続けると、事例が12件増え、価格の記載も実態に合った状態が保てます。
作ったあと何もしないサイトとは、1年後の状態が変わります。
実際にあった失敗例2つ
失敗例1:価格を一切書かず、現地調査の空振りが続いた
問い合わせは月15件あったものの、予算が合わずに失注する案件が大半だった会社があります。
調査と見積りに1件あたり半日かかるため、実質的に赤字の作業が続いていました。
工事別の価格帯を載せたところ、問い合わせ件数は減りましたが、成約率が上がりました。
失敗例2:事例を100件載せたが、写真だけだった
施工事例を100件掲載していたものの、写真と一行の説明しかなく、どのページも読まれていなかった例です。
件数より、1件あたりの情報量です。
20件を丁寧に書くほうが、100件の写真より問い合わせにつながります。
公開前の確認リスト
- 工事別の価格帯、または金額が変わる条件を書いたか
- 対応エリアを距離または市町村名で明記したか
- 受けていない工事があれば書いたか
- フォームに建物種別、築年数、希望時期、予算感を入れたか
- 施工事例を1件1ページにしたか
- 事例に困りごとと解決内容を書いたか
- 事例を自社で追加できる仕組みになっているか
- 現地調査が有料か無料かを書いたか
cantikの場合
株式会社cantikは神奈川県相模原市南区南台5-21-17に拠点があり、リフォーム会社、工務店の制作実績があります。
直近3年で415件、64業種の制作実績です。
初期費用0円、月額19,800円(税別)からで、契約は1年ごと、1年経過後は1年単位の更新です。
月額にページの追加と修正が含まれるため、施工事例を増やし続ける運用と合います。
2年継続でサイトのデータを無償譲渡します。
買い切りをご希望の場合は15万円からで、公開時にデータをお渡しします。
相談と見積りは無料です。
ZOOM・電話・メールで全国に対応しています。
よくある質問
Q. 価格を書くと他社に見られませんか
見られます。
ただし、同業はすでに相場を把握しています。
価格を伏せることで防げるものは多くありません。
Q. 施工事例の写真は誰が撮りますか
現場に入る自社のスタッフが撮るのが現実的です。
施工前の写真を撮り忘れると比較ができないため、着工前の撮影を工程に組み込んでください。
Q. 問い合わせが減るのは困るのですが
件数は減ることがあります。
判断の基準は、現地調査1件あたりの成約率です。
件数ではなく、調査にかけた時間に対する成約で見てください。
Q. 保証やアフターはどこまで書くべきですか
保証の年数と対象範囲、定期点検の有無を書いてください。
曖昧に書くと、工事後の認識違いにつながります。
保証書を発行しているなら、その旨も明記してください。
Q. 職人の顔写真は載せたほうがいいですか
工事は自宅に人が入る商売です。
誰が来るのかが分かると、依頼する側の不安が減ります。
本人の了解を得たうえで、担当範囲とあわせて掲載してください。
Q. 自社施工と下請けの区別は書くべきですか
書いたほうが問い合わせの質が上がります。
自社の職人が施工するのか、協力会社に依頼するのか。
どちらでも構いませんが、伏せると後で説明が必要になります。
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cantikは初期費用0円・月額制のサブスクHPで、ホームページの制作から公開後の集客(SEO・MEO・AIO)まで、月額の中で一緒に取り組みます。作って終わりにしません。関連ページ:相模原・神奈川のホームページ制作。まずは無料相談から、御社の集客プランをご案内します。
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