AIの回答に自社が出てこないときに見る5つのこと
ChatGPTに「◯◯市でホームページ制作を頼むなら」と聞いてみてください。自社の名前が出てこず、聞いたこともない会社が3つ並ぶ。そういうことが、いま普通に起きています。
AIは検索エンジンと似ていますが、選び方が違います。並べるのではなく、読んで、要約して、出典として1つか2つだけ挙げる。この「挙げられる側」に入るために何をするかが、AIO(LLMO・GEO)です。
AIは「読める文章」しか引用しない
AIは質問を受けると、関連しそうなページをいくつか読み、要点を抜き出して1つの答えにまとめます。このとき選ばれるのは、抜き出しやすい書き方をしているページです。
逆に選ばれにくいのは、結論が最後まで出てこない文章、主語が省かれている文章、画像の中に文字が入っていて読めないページ、そして数字も出典も無い文章です。
① 一問一答の形になっているか
もっとも効くのがこれです。お客様からよく聞かれることを見出しにそのまま質問の形で書き、直後に答えを1〜2文で置く。これだけで抜き出しやすさが大きく変わります。
- 見出し:「ホームページ制作の費用はいくらですか?」
- 直後の1文目:「買い切りで30万円から、月額なら19,800円からです。」
- そのあとに理由と条件を書く
結論を先に書くのは、AIのためだけではありません。読んでいる人も、最初の1文で知りたいことが分かるほうが助かります。
② 数字と出典があるか
AIは、断定だけの文章を避ける傾向があります。「多くのお客様に選ばれています」よりも、「直近3年の制作実績は415件です(2026年8月末時点)」のほうが引用されます。
- 金額は幅ではなく下限を書く(「30万円〜」より「5ページ構成で30万円から」)
- 期間は「早い」ではなく「最短2週間」と書く
- 調査や公的な資料を引くときは、出典名と年を書く
- 自社の数字には時点を添える(「2026年9月時点」)
順位や成果を言い切る書き方は、景品表示法に触れます。AIに拾われても、事実と違えば信用を失います。書けるのは、やることと、その結果どう変わりうるかまでです。
③ 構造化データが入っているか
構造化データは、ページの中身を機械が読める形で添える仕組みです。検索エンジン向けの技術として知られていますが、AIが情報を読み取るときにも使われます。
| 入れるもの | 役割 | |
|---|---|---|
| FAQPage | 質問と答えの対応を明示する | |
| Article / BlogPosting | 誰が・いつ書いたかを伝える | |
| Organization | 会社の正式名称・所在地・連絡先を固定する | |
| BreadcrumbList | サイトの中での位置を示す | |
| LocalBusiness | 営業時間・地域・電話番号を機械に渡す |
このページにも同じものを入れています。入れただけで順位が上がるものではありませんが、読み取りの精度は上がります。
CHECK
AIは、御社を何と説明していますか
社名と事業をお送りいただければ、主要な質問でAIがどう答えるかを記録してお返しします。入力は30秒です。
無料で集客力を診断する入力は30秒・その場で結果④ 同じことが、ほかの場所にも書かれているか
AIは1つのページだけを見て判断しません。自社サイト・Googleビジネスプロフィール・SNS・掲載メディアで、会社名・所在地・事業内容が食い違っていないかを見ます。
よくあるのは、サイトでは「株式会社◯◯」、地図では「◯◯」、SNSでは屋号だけ、というずれです。人間なら同じ会社だと分かりますが、機械は別の会社として扱うことがあります。
⑤ 毎月、同じ質問で測っているか
AIの回答は同じ質問でも毎回ゆれます。1回試して出なかったからといって、対策が効いていないとは限りません。逆に1回出たからといって、定着したわけでもありません。
測り方は、検索順位よりも単純です。質問の文を10個ほど決めて、毎月同じ文で投げ、自社の名前が出たかどうかを○×で記録するだけです。3か月分たまると、傾向が見えてきます。
LLMO・GEO・AIOの呼び方について
呼び方が複数あり、混乱しやすい領域です。指している中身はほぼ同じです。
- LLMO(Large Language Model Optimization)…大規模言語モデルに向けた最適化
- GEO(Generative Engine Optimization)…生成AIの回答に出るための最適化
- AIO(AI Optimization)…上記をまとめた言い方
cantikでは、お客様に説明しやすいようAIOを使っています。サービス名は「ラクラクAIO」です。やっていることはLLMO・GEOと同じです。
よくある質問
SEOをやっていれば、AIOは要りませんか?
土台は共通です。ただ、SEOは「並ぶ」ための対策、AIOは「引用される」ための対策です。一問一答の形・数字と出典・構造化データは、SEOだけを考えていると後回しになりがちな部分です。
AIに載ることをお約束できますか?
できません。AIの回答は提供各社の仕組みで決まり、こちらから操作できるものではありません。cantikがするのは、引用されやすい形に整えることと、出たかどうかを毎月お見せすることまでです。
どれくらいで変化が出ますか?
ページを直してからAIが読み直すまでに時間がかかります。早くて1〜2か月、多くは3か月以上見ていただいています。
