2026/10/14コラム-SEO
ホームページ制作の検索でクリックされない理由|自社の実測
「ホームページ制作」で検索した人が当社のサイトに来ないのは、依頼を考えている人が使う語で当社の順位が5〜20位にとどまっているためだと考えています。
その上に広告・地図・AIの回答が並ぶ検索結果では、クリックされる位置まで届いていません。
cantik.co.jpのGoogle Search Consoleで直近90日を見ると、「ホームページ制作」に地域名・業種・サブスクを組み合わせた依頼目的の語は、表示が約1.7万回あったのにクリックはほぼ0でした。
その一方で直近28日の検索からのクリック787のうち61%はコラムから生まれています。
この記事では自社の検索データから分かったことと分からないことを分け、同じ状態かどうかを自分のサイトで確かめる手順を書きます。
検索結果の画面の構成は語・地域・端末で変わり、Googleの仕様も変わるため、理由の説明は一般論としてお読みください。
依頼目的の語は90日で約1.7万回表示されてクリックはほぼ0だった
依頼につながる語では検索結果に表示はされていて、クリックだけが起きていない状態でした。
次の表は2026年9月20日に取得したSearch Consoleの直近90日のデータから、事業に直結する語を抜き出したものです。
| 検索された語 | 表示回数 | クリック | 最上位の順位 |
|---|---|---|---|
| ホームページ制作 | 1,237 | 2 | 12.9位 |
| 大和市 ホームページ制作 | 537 | 2 | 5.8位 |
| 整骨院 ホームページ制作 | 390 | 1 | 12.6位 |
| ホームページ制作 相模原 | 356 | 3 | 6.8位 |
| 整体院 ホームページ制作 | 272 | 0 | 10.9位 |
| 整体 ホームページ制作 | 217 | 2 | 11位 |
| 治療院 ホームページ制作 | 158 | 0 | 18.6位 |
| ホームページ制作会社 相模原 おすすめ | 155 | 6 | 1位 |
「ホームページ制作」だけで1,237回表示されてクリックは2回でした。
整体・整骨院・治療院の業種名を付けた4語を合わせると1,037回の表示があり、順位はどれも10〜19位の範囲に止まっています。
表の中でクリックが目立つのは、1位に入っている「ホームページ制作会社 相模原 おすすめ」の6回です。
依頼目的の語の全体では、表示が約1.7万回に対してクリックはほぼ0で、順位は5〜20位に分布していました。
表示回数は「検索結果のページに当社のURLが含まれた回数」で、閲覧した人が実際にそこまで画面を動かしたかどうかは含みません。
12.9位という順位は2ページ目にあたる位置で、表示回数のうち実際に目に入った回数はもっと少ないと考えられます。
検索からのクリックの61%はコラムから生まれている
当社のサイトに検索から来る人の多くは、依頼先を探す人ではなく、コラムで調べものをしている人です。
直近28日の検索からのクリック787のうち61%、およそ480クリックがコラムのページでした。
2026年9月20日の診断で見た直近90日でも、コラムはサイト全体の表示の53%とクリックの37%を占めています。
- クリックはサイト全体の1,510に対してコラムが566
- 表示回数はサイト全体の93,715に対してコラムが49,727
- URLの数はサイト全体の1,255に対してコラムが627
コラムは調べものの入口としては働いています。
ただしコラム627本のうち377本は90日でクリックが1件もなく、上位に入っても読まれていない記事が多く残っていました。
1〜3位に入っているコラムの語は24件あり、そのうちクリックが発生していたのは2件だけです。
4〜15位で表示20回以上の語は106件・表示5,079回あり、その大半はクリック率0.0%でした。
コラムを読んだ人が依頼の相談に進むとは限りません。
画像のalt属性の書き方のような制作の知識を調べている人と、「ホームページ制作 相模原」で依頼先を探している人では、検索した時点の目的が違います。
クリックの数が増えても、依頼目的の語でクリックされていなければ、問い合わせにつながる入口は細いままです。
5〜20位は広告・地図・AIの回答の下に埋もれやすい
依頼目的の語で5〜20位にいても選ばれにくいのは、一般に検索結果の上部に広告・地図の店舗一覧・AIによる回答が表示され、通常の検索結果がその下に押し下げられるためだと考えられます。
どの要素がどの順番で表示されるかは、検索した語・場所・端末・時期で変わります。
Search Consoleでは利用者がどの画面を見たかまでは分からないため、ここに書くのは当社のデータと検索結果の一般的な構成から考えた説明です。
- 広告:依頼目的の語は広告を出す会社が多く、検索結果の最上部や最下部に広告枠が並びやすい
- 地図:地域名や「近く」を含む語では、地図と店舗の一覧が通常の検索結果より上に出ることがある
- AIの回答:調べものの語を中心に、検索結果の上部にAIがまとめた回答が出ることがある
この3つが並ぶと、通常の検索結果の1位でもスマートフォンの最初の画面に入らないことがあります。
5〜20位の記事は、その下で画面を何度か動かした先に出てくる位置です。
当社のGoogleマップの計測では、結果が違って見えます。
2026年9月16日に本社の1地点から地図の表示倍率を14に固定して測ったところ、「ホームページ制作」は地図の一覧で2位でした。
地図の計測は1地点・1日分で、Search Consoleの順位は90日の平均なので、2つの数字をそのまま比べることはできません。
それでも依頼先を探す人に見つけてもらう経路として、通常の検索結果だけでなく地図の一覧も大きな比重を持つことは、この食い違いから読み取れます。
タイトルと記事同士の重なりもクリックを減らしていた
順位の問題とは別に、当社のコラムにはタイトルの付け方と記事同士の重なりという、自分たちで直せる原因がありました。
2026年9月20日にコラムのタイトルを数えた結果が次の表です。
- 35字を超えるタイトルが299本(50%)あり、検索結果で末尾が省略されて読む理由が伝わりにくい
- 「!」が入ったタイトルが138本(23%)あり、宣伝の文に見えやすい
- 社名が入ったタイトルが61本(10%)あり、社名の検索で記事同士が競り合う
社名入りのタイトルが多い影響で、「株式会社cantik」の検索には73のURLが表示を分け合っていました。
同じ語に複数の記事が出ている状態は93の語で見つかり、MEOの順位を調べる語には10本の記事が出ていました。
同じサイトの記事が同じ語で競り合うと、どの記事も順位が上がりにくくなると一般に言われています。
タイトルが乱れた原因は、毎日の自動投稿の指示にタイトルの決まりが入っていなかったことでした。
決まりのないまま毎日記事が増え、違反が積み上がる仕組みになっていたことは、当社の運用の反省点です。
依頼目的の語で順位を上げるには、サービスのページと記事の役割を分け、1つの語に1つのページが答える形に整理する必要があります。
自分のサイトで同じ状態かを5つの手順で確かめる
自社のサイトが同じ状態かどうかは、Google Search Consoleの検索パフォーマンスの画面で、依頼目的の語の表示回数とクリックを並べれば確かめられます。
- Search Consoleで自社のサイトを選び、左のメニューから「検索パフォーマンス」を開く
- 画面上部の期間を「過去3か月間」にし、「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」「平均掲載順位」の4つをすべてオンにする
- 「+新規」から「検索キーワード」を選び、「ホームページ制作」のような自社のサービス名を含む語で絞り込む
- 下の表を表示回数の多い順に並べ、表示が多いのにクリックが0か1の語に印を付ける
- 印を付けた語をクリックし、「ページ」のタブでどのURLが表示されているかを確かめる
画面の名前はSearch Consoleの更新で変わることがあるので、見つからない場合はヘルプで最新の名前を確認してください。
手順5まで進んだら、次の表に当てはめて次に見る所を決めます。
| 見つかった状態 | 考えられる理由 | 次に見る所 |
|---|---|---|
| 順位が11位以下でクリックが0 | 1ページ目に入っていない | その語に答えるページが1本あるか |
| 順位が1〜10位でもクリックが0 | 上部の広告・地図・AIの回答に埋もれている可能性 | 実際にその語で検索した画面とタイトル |
| 同じ語に複数のURLが出る | 記事同士が競り合っている | どのURLを残して他をまとめるか |
2行目の確認では、スマートフォンで実際にその語を検索し、自社の記事が最初の画面から何回動かした所に出るかを数えます。
ログインした状態の検索は利用者の履歴の影響を受けるので、ブラウザのシークレットモードで調べてください。
当社は2026年9月の型でタイトルと役割を直している
当社は記事の数を増やすのではなく、既にある記事のタイトルと役割を直すことから始めています。
2026年9月に決めた型は、タイトルを32字以内にして検索された語を前半に置き、「!」・社名・西暦を入れないというものです。
記事の冒頭の1文で検索された語に答え、同じ語に答える記事が複数あれば1本にまとめます。
依頼目的の語については、記事ではなくサービスのページで答える形に役割を分け、地図の一覧に出るGoogleビジネスプロフィールの情報も整えています。
ただしこうした作業で順位やクリックが上がるかどうかは約束できません。
検索結果の上部に何が表示されるかはGoogleが決めることで、広告・地図・AIの回答の出方は今後も変わっていきます。
当社にできるのは、表示回数・クリック・順位を同じ条件で測り続け、何を直したらどう変わったかを記録して判断することです。
この記事の数字も、作業の結果が出た時点で同じ取得方法で測り直し、前後を比べられるようにしています。
自社のSearch Consoleの数字の読み方や、依頼目的の語で選ばれにくい原因の切り分けは、cantikにZOOM・電話・メールでご相談いただけます。
SEO対策、まずは無料相談から。
順位は上がったのに、問い合わせが増えない。
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